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[anime] 御魂~忍~ 巻の一
(2009.02.27)忍者ものならではの拘りも工夫もなく、ただただシーンを消化しているだけのアニメ
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<スタッフ>
レーベル:Milky
原作:Ciel
プロデューサー:幾島真刀/村上幸太郎
原画イラスト:Tony
脚本:悲弥子
キャラクターデザイン/作画監督:目田掘一九
絵コンテ:薩摩一郎
演出/監督:依田壮
アニメーション制作:(有)メリッサ
製作/発売:「御魂」アニメ製作委員会
販売:株式会社ミルキーズピクチャーズ
<あらすじ>
『忍』と『愛』と『戦い』の物語。!
鎌倉が滅んだ後、世の中は乱れ。北と南に分かれて争うようになった。『南北朝時代』の始まりであった。
北と南に二つの都が生まれ、それぞれに帝を立てる。そんな時代、忍に生きる者たちがいた。
貴族に生まれながらも官位が与えられずに釈然としない日々を送る吉野の奥深くにある都『南朝』の忍~八尋~、風賀の里に住む凄腕の『北朝』の忍~朧~、彼らはそれぞれに神器奪回の命を受け仲間たちと旅に出る。
<感想>
戦乱の世、行方知れずとなった三種の神器を追い求め、旅を続ける忍者たち一行の話。
久しぶりの忍者もの、伝奇っぽいストーリーなど個人的には若干期待していたのですが……。
ストーリー展開がかっとばし気味で説明不足。テンポや間・情緒等が皆無……
というのは別にいいんです。
ちょっと長めのエロゲー原作にはありがちなことですし、今更どうこう言うつもりはありません。
……エロシーンさえ良ければ。
うーん。見所が極端に少ない作品でした。
まず作画。
止め絵だとそれなりに映え手いるように見えるのですが、
動くと途端にデッサン崩れがちになり魅力を無くします。
原作エロゲのキャラデは「そらのいろ、みずのいろ」のTonyさん。
この人の描く絵はかなり気をつけて描かないと
あっという間にバランスが崩れてしまうような繊細さがあり、
低予算エロアニメにはあまり向きません。
Tonyさんの絵柄に似せていないサブキャラ作画の方が
よっぽど上手くかつ色っぽく描かれていたのは、なんだが皮肉な現象でした。
動画に関して。
また、胸揺れ動画は柔らかさや質感が乏しく、
ピストン運動も半分スライドでごまかしていたりぎこちなかったり。
演出に関して。
構図がやけに平板で迫力は少なく、見ていて全然興奮出来ません。
犯される姿に悲壮感もなく、男を手玉に取る姿も妖艶さが感じられず。
シチュエーションも全てありきたりで、他のエロアニメで良く見かけるようなものばかり。
凌辱にしてもレズにしても和姦にしても誘うにしてもあっさり展開されていて
エロとしても忍者ものとしても、拘りや工夫が一切感じられず、
一体何を見せたくてこの作品を作ろうと思ったんだろうと首を捻りたくなる出来。
あと、メインヒロインのくの一、蘭の声が気になりました。
日常の場面ではあまり気にならなかったのですが、
いざ触手に犯され喘ぎだすとその下手さが際立ちます。感情がこもっておらずただの棒読み。
今どういう状況かどう感じているのかいちいち丁寧に説明する台詞自体の拙さも相まって
エロシーンを盛り下げる事に一役買っていましたw。
唯一良かった点は、主人公たちが従っている諏慧姫の体型。
かすかに膨れた胸のなだらかな曲線やぷにぷに感のある寸胴ロリの身体は、
巨乳ばかりのエロアニメには新鮮に感じられます。
なんとなく昔の80年代美少女アニメキャラ的なフォルムに近いものを感じ、懐かしく思いました。
次巻に諏慧姫凌辱シーンとかあれば、結構面白いかもしれませんが、
まぁあったとしてもこのスタッフではそれほど見栄えのしないシーンになっちゃうんだろうなぁ。
<その他、気になったカット>(クリックで拡大・コメント付き)
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