屑男のエロスクラップ

＜評価＞　内容：☆☆☆★★　　作画：☆☆☆★★　　抜き：☆☆☆★★

フェラシーンは濃厚。単なるエロ妄想に留まらず、もう一歩踏み込んだ何かが欲しかった


　感想を読む >>
　←画像クリックでも
　感想ページに飛べます


　拡大画像はこちら
　公式ページはこちら


　Select.1 の感想へ >>



＜スタッフ＞

ブランド：ピンクパイナップル
原作：如月群真（『Love Selection』/コアマガジン刊）
プロデューサー：織賀進
アニメーションプロデューサー：晴倉仁
監督・絵コンテ・演出：美往蘭
キャラクターデザイン・作画監督：松田東洋
脚本：関町台風
美術監督：田代一志
色彩設定：東海枝和之
背景：HAL-ART
アニメーション制作：フレーバーズ・ソフト
製作：ピンクパイナップル



＜あらすじ＞

如月群真×コアマガジン×ピンクパイナップルによる驚異のトリプルコラボレーション！

如月群真原作の大ヒットアダルトコミックス『Love Selection』（コアマガジン刊）OVA完結！
スタイル抜群！でも、清楚でウブな女の子…選りどり魅どり！お客様だけの、スペシャルサービスのご注文はいかが!?

ファミレス『ロイヤルバスト』に、可愛い新人ウェイトレスの彩子目当てで通っていた貴志は、常連客だけのスペシャルサービスデーに招待される。実はそれは、料理の代わりに好きなウェイトレスを注文してエッチなコトができるという、素敵なイベントだったのだ。そこにやってきたのは巨乳ウェイトレスの弥生。弥生は自慢の巨乳を使って、貴志を責め立てるが…。



＜感想＞

もし「アンナ○ラーズ」のウエイトレスが夜のサービスとしてあんな事やこんな事までしてくれたら……と、
誰もが一度は考えてしまう妄想を、ダイレクトにそのまま描いた短編のアニメ化。


ファミレスの夜のポイントサービスを受けに来た主人公は
目当てだった新人ウエイトレス彩子に指名され、フェラチオ三昧。
しかし時間切れで挿入までには至らず、彩子は禿げオヤジに奪われてしまう。
なんとなく釈然としない感情を抱きつつ、主人公は別のウエイトレス弥生のサービスを思う存分受け、
結局はやること済ませてそれなりに満足するのであった……といったストーリー。
夜の店内で客に奉仕し捲くるウエイトレスたちの淫らな姿が
ピンパイアニメにありがちなあっけらかんとしたタッチで描かれていました。


作画に関してはまぁ悪くはないものの、如月群真さんの描く「素朴さ」みたいなものは
前作よりも感じられず、今風なアニメ絵に落ち着いていたのはちょっと残念。


この作品、フェラシーンがそれなりに濃厚でした。
筋を舐めたり、袋を口に含んだり、舌でカリ裏を舐めあげたり、
大口あけて含んだり、パイズリしたり、一気に喉奥まで貫いたり……。
これらのシーンが終始アップでかなり長い時間描かれています。
ただ、個人的にはもう少し迫力のあるアングルなり、
表情の変化なり、口から溢れる涎なりを見たかったような気もしますが、
まぁ清純派のヒロインが必死に頑張ってフェラ奉仕しているという設定上、
この、大人しくも濃厚なフェラという方向性は合っているのかもしれません。



ただ、彩子に対する未練がありありな主人公に対して、
彩子の主人公に対する思いが中途半端で良く分かりません。
最初、自分から主人公を指名したからには
主人公に対して間違いなく好意を持っているとは思うのですが、
オヤジに抱かれると、恥らう事無くすぐさま喘ぎだします。
抱かれている最中はひたすら喘ぐだけ。
主人公のすぐ近くで他の男性に抱かれている罪悪感とか一切無し。
最初、主人公を指名したのは好意からではなかったのかと。

目当てだった彩子を横目で見つつ、弥生とやるという展開なのだからそれを生かして、
もっと寝取られ的な演出を前面に押し出して欲しかった所です。
例えば、オヤジにやられている彩子がふと視線を上げると主人公と目が合ってしまう。
恥らいつつもその背徳感からより一層興奮してし、より大きな喘ぎ声を出してしまう彩子……とか。


誰もが抱く妄想を描くという発想は悪くは無いのですが、
なにかしらもう一歩踏み込んだ描写なり演出なりを加えて、
エロ妄想を超えたプラスアルファが欲しかったです。



他に気になった点。
　・主人公を透明にして彩子の顔をアップで捉えたキスカット。
　　円を描くような舌の動きがエロい。
　　この作品、肉厚で艶かしく良く動く「舌」も印象的。

　・弥生とのセックス。
　　左右の胸が交互に揺れる動きは何かのギャグですか？
　・弥生との行為の最中、
　　ついつい彩子を目で追ってしまう主人公に乳ビンタｗ。

・大きな胸はいいけど、揺れ動画に柔らかさや自然な感じが感じられずイマイチ。
・フェラはそれなりに見れたけど、いざ挿入して以降は見るべき点があまりない。
　ピストンの動きにも切れがなく、あまり興奮できなかった。




＜その他、お気に入りカット＞（クリックで拡大・コメント付き）

・主人公が思い焦がれるウエイトレス、彩子。彩子も主人公に好意を持っている。


・主人公に積極的にアタックするウエイトレス、弥生。