屑男のエロスクラップ

＜評価＞　内容：☆☆★★★　　挿絵：☆☆☆☆☆　　抜き：☆☆★★★

プール脇で行なわれる、生徒たちが注目している中での公開凌辱マッサージが唯一のツボ。
全体的にオーソドックスな二次元ノベルズすぎて、イマイチ　　感想を読む >>


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＜あらすじ＞

羞恥水泳授業にくねる女教師の媚肉！！

かつて手練れの退魔少女として活躍し、現在は都内の高校で物理教師をしている紫羽希彩。未だ衰えることのない霊力に引き寄せられる魔物駆除に辟易しながらも生徒たちと賑やかな学園生活を送っていたが、ある日、学内で人外に襲われている教え子を救ったことからおぞましい陵辱劇に巻き込まれていく。触手粘液に発情する肢体、巨乳にピッチリと吸いつくブラウスは透け、痼り立つ乳芽が生徒たちを挑発する。罠に嵌まった女教師を待ち受けるは、マイクロビキニを着せられての羞恥水泳授業。水に濡れ艶めかしくくねる肢体が男子生徒たちの理性をかき乱し――ついにはそのはち切れんばかりの肉体で生徒の男根に奉仕する退魔教師。果たして彼女は愛する生徒と学園を救うことができるのだろうか？


＜本文の感想＞

美貌の元退魔師であり現在は学園の物理教師をしている「希彩」が、魔物の黒幕である学園長とセクハラ体育教師、そして彼らが繰り出す触手に色々されつつ、何とか退治する話。

エロシーンとしては
１．学園のアイドル的生徒「那柚」が触手に犯される
２．助けに来た希彩だったが、那柚を人質に取られ、触手媚薬ぶっかけ。挿入前に何とか逃げる。
３．触手媚薬と膣内に埋め込まれた触手蛇が授業中に活動開始。
　　火照った身体を制御できず、倒れこむ。その後、学園長室にて、処女を散らされる。
４．再び生徒を人質に取られた希彩は学園長の手下である体育教師に言われるがまま、
　　水泳部の部活活動中にプールサイドで凌辱マッサージ。
　　フェラ・パイズリ・挿入・アナル。そして男子生徒たちも加わって輪姦される。
５．身も心も堕ちた希彩。教室内で魔物、触手、生徒たちを交えての集団凌辱。
といった感じ。

まぁプレイ内容的にもストーリー的にもいつものオーソドックスなノベルズ。
余りに普通すぎて全然物足りず、また作品的にもどのプレイを重点的に読ませたいのか良く分かりません。
触手にしても輪姦にしても生徒たちの前での羞恥プレイにしても、他のノベルズ作品で読んだ事のあるようなシーンばかり。
まぁ、ありがちなシーンだという点に関してはストーリーが似通ってしまうノベルス作品では仕方ない面もあるので、百歩譲ってそこら辺は目を瞑ったとしても、それらのシーンに迫力が感じられず、この作家のエロに対する情念みたいなものが感じられません。
描写はそれなりに達者だし、無難に纏めてはいるのですが、この作品ならではといった突出した面がほとんど感じられないのが残念でした。

シチュエーション的には、４．のプールサイドでの公開凌辱マッサージがツボ。
学園のマドンナ的存在だった美貌の女教師が、局部がはみ出てしまうほど大胆な紐ビキニを着て、部活動中堂々と精悍な体育教師に犯され悦んでいる姿。そしてそれを唖然と見守る男子生徒たちの図は、この作品で唯一と言ってもいい、若干のオリジナリティが感じられる見せ所のシーン。
とは言え、興奮したのはシチュエーションのみ。
紐ビキニにこだわるわけではなく、取り巻いている男子生徒たちの描写に力を入れるわけでもなく、羞恥心を重点的に描くわけでもなし。

せっかくの魅力的なシチュエーションも充分生かしきれず、何だか中途半端な印象の作品でした。
ラストに「本当の敵はまだ他にいる」的ないかにも続編があるようなラストでしたが、この程度の物語なら続編は出さなくてもいいなぁ。



＜挿絵の感想＞

他の二次元ノベルズ同様、この作品も挿絵買い。
ブリキさんの描く、張りのあるむっちりボディと主人公の気丈な性格がうかがえるつり上がり気味の眼に一目惚れしました。
この人が挿絵を描くノベルズは、これから基本的に買う事になるでしょう。

上から下からと多様なレイアウトを描き分け、見応えのある構図を構成しているのにも感心。
難しい構図を構成しても簡潔で観やすく、見た瞬間にエロを感じ取れる画面は見事です。

← 今作品で一番気に入った挿絵

ここでもやっぱりプールサイドでのマッサージシーン。
生徒たちが見ている前で、卑劣で下品な体育教師に身体を預けている希彩の羞恥と諦念、そして湧き上がる悦楽等、色々な感情が入り混じった表情がなんとも艶っぽいです。
揉み潰された乳房の弾力感もポイント。