屑男のエロスクラップ

＜評価＞　内容：☆☆☆★★　　作画：☆☆☆★★　　抜き：☆☆☆★★

18人連続レイプという大それた犯罪のわりに説得力がない。血染めのチンポはさすがに引く


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＜スタッフ＞

レーベル：わるきゅ～れ＋＋
原作：わるきゅ～れ
プロデューサー：村上恒一
キャラクター原案：わざきた
キャラクターデザイン／作画監督：不死原ミキヲ
絵コンテ：巴里
脚本原案：モルデカイ
脚本／演出／監督：流連荒亡
制作協力：神空間
制作：make up production
製作：アニメアンテナ委員会
発売／販売：株式会社オーディン



＜あらすじ＞

失恋の逆恨みから、レイプ魔と化した拓海。そんな彼の、闇の欲望は止まらない！

“エロく、激しく、お買い得”をコンセプトに設立されたアニメレーベル「わるきゅ～れ＋＋」が放つ、『レイプ！レイプ！レイプ！』アニメ化第二弾！
ゲーム版で圧倒的な人気を誇った≪盲目少女≫亜桜真白がついに登場！衝撃の終焉を迎える次巻へ向かって大暴走の第2話をお見逃しなく!!

幼馴染のゆりねをレイプした時の衝動が拓海を強い淫欲へと誘っていく。
次々に襲われる少女たち。双子少女にホームレス、そしてナースに新体操部員……。
街で無差別に巻き起こる強姦事件。
その度に少女たちは涙を流し、股間からは汁を溢れさせていく。
そしてついに、そのレイプ魔の肉の矛先は、盲目の少女すらにまで向き――！



＜感想＞

初恋の人の振られた腹いせに、手当たり次第に女性を強姦していくレイプ魔、拓海の話。
基本的にストーリーは省かれ、レイプシーンのオムニバス的な作りになっています。

今回の当番は、
・新体操部員。天然ボケの「桜井うさぎ」
・巨乳看護婦。「朝日奈ルミ」
・巨乳委員長。これまた巨乳「望月小夜香」
・盲目ロリ。「亜桜真白」
この４人。
一応、一巻目で「18人連続レイプ」を謳っていたので、
このペースでいけば全４、５巻ぐらい？
正直、そこまで巻を重ねるほどの作品でもないと思うのですが……。

作画に関しては、身体はイマイチのような気もしますが、表情は悪くありません。
繊細なラインや潤んだ瞳など、魅力的に描かれています。
動画はエロアニメとしては標準的な低レベル。
ピストン動画や胸揺れ、胸揉みなど、「ただ動かしているだけ」といった感じです。


この作品、レイプを題材にした作品ではあるのですが、
「レイプ」を「女性との合意ではないセックス」という
単純な面でしか捉えていないのが気になります。
とにかくそのレイプ方法が杜撰すぎ。見つけたら即レイプ。
それほど抵抗を受けているシーンもなく、あるシーンでは覆面すらつけずに強姦する場面も。
これだけやりたい放題やって、何故周囲に見つからずに済んでるのか良く分かりません。
特に優等生委員長、小夜香にはレイプ犯の正体が拓海だという事がばれているのに、
なぜそれ以降も拓海はやりたい放題強姦行為を繰り返すことができるのか。
しかも、放課後とは言え、屋上の柵から身を乗り出しての強姦。
普通、誰かに見つかるとか、そういう危惧ぐらいは持ってもいいのではないかと。
必死の抵抗を受けるとか誰かに見つかるかもといった、
そういうレイプ特有の緊張感が全く感じられません。
この手の、嫌がる女性の姿だけを徹底的に描き切ると割り切った作品に対しては、
ちょっと野暮な意見かも知れませんが、若干のリアリティはほしいなぁと感じました。


また、この作品の特徴として、出血シーンが多い事があげられます。
それもバイオレンス的な出血ではなく、破瓜や生理の血。
……。ハードプレイ好きの自分ですが、この手の血は苦手。
破瓜程度の表現なら理解も出来るのですが(でもやっぱり苦手ですが)、
巨乳ナース、ルミレイプでは、生理中の膣に突っ込みまくり。
真っ赤に染まった肉棒が抜き差しされている姿がアップで映し出されるのは結構きました。
他のレイプでも全員処女が対象だったので、出血は基本。
しかもその出血量は他のエロアニメよりかなり多目で、やっぱり肉棒はまっ赤っ赤。
自分の血に染まったチンポを叩きつけられ泣く少女の姿は
中途半端に痛々しくて自分にはきつかったです。
世間は広いので、この手のシーンでより興奮できる人もそりゃぁいるのでしょうが、
どちらかといえば引いてしまう人の方が多いと思うのですが……。


シチュエーション的には結構面白いシーンがあったんですけどね。
優等生巨乳委員長、小夜香レイプは、屋上の柵の外に身を乗り出してのファック。
ちょっとバランスを誤ると二人とも地上にまっ逆さまという極限状態は、
他では余り見かけることがないシーンで興味深かったです
(ひと昔前のエロアニメの名作、「学園ソドム」を思い出しました)。
全体的に構図が悪かったのか、イマイチ高さが感じられず、
余り緊張感や迫力がなかったのが惜しかったけど。
あと、嫌がる小夜子に校庭に向かって放尿とかさせて欲しかったなぁ。

また、最後の盲目ロリ、真白レイプ。
紫の薔薇が一面に咲き誇っている花畑での青姦ファックはビジュアルが妙に美しかったです。
このシーンは結構前戯も執拗に描かれていて興奮しました。
盛り上がった土手を責める、その柔らかさの表現が目新しく、
あと、股間に肉棒を当てられ、いざ挿入という間際に言った
「私(挿入よりも)クリトリス(舐めの方が)がいい」という真白の台詞が
いかにも性に目覚めたばかりの無垢な少女の台詞といった感じで、かなりぐっと来ました。
ただ、挿入以降はただ抜き差ししているだけのグダグダ演出で、ガッカリしましたが。



レイプならではの痛々しさはそれなりに伝わってはきましたが、それで興奮するまでには至らず。
弱い女性を無理やり犯すといった題材が苦手な自分にとっては、ちょっと厳しい作品でした。




＜その他、お気に入りカット＞（クリックで拡大・コメント付き）

・新体操部員。天然ボケの「桜井うさぎ」




・巨乳看護婦。「朝日奈ルミ」