屑男のエロスクラップ

＜評価＞　内容：☆☆☆★★　　作画：☆☆☆☆★　　抜き：☆☆☆★★

人里離れた村の祭りで行なわれる凌辱劇、という魅力的な設定をほとんど生かしていない


　感想を読む >>
　←画像クリックでも
　感想ページに飛べます


　拡大画像はこちら
　公式ページはこちら


　上巻 の感想へ >>



＜スタッフ＞

レーベル：鈴木みら乃
原作：Guilty『ヘルタースケルター～白濁の村～』（PCゲーム）
企画：姦三
プロデューサー：P・アラン
アニメーションプロデューサー：縦縞ゆうき
脚本：外連
絵コンテ：村上勉
演出：桂栗毛
作画監督：古林
監督：横山ひろみ
アニメーション制作／製作／発売：鈴木みら乃
販売：株式会社アムモ



＜あらすじ＞

Guilty×鈴木みら乃コラボ第一弾作品「ヘルタースケルター」完結！

終わりの無き凌辱劇が展開する人気PCゲーム『ヘルタースケルター』を完全アニメ化！

上巻では次女の「美雨」と母親の「小夜子」が罠に落ち、続く下巻では長女の「吹雪」と三女の「春風」が罠に落ちる。美人で聡明だが、男性経験の少ない吹雪は、男の欲望のまま、美しい肢体を蹂躙され、処女の春風は自称ファンたちに、いいように弄ばれる。口もアソコもアナルも精液で満たされ、昼夜を通じて犯される二人。そしてようやく四人は再会するが、それは新たな凌辱劇の幕開けであった。
祭りという名の果てない輪姦劇に終わりは無い…。

美人セレブ一家である各務家による旅行番組は全て仕組まれた淫靡な罠だった。
ファッションデザイナーである「小夜子」。元モデルでもありファッションデザイナーの長女「吹雪」。ミスキャンパスに選ばれた次女「美雨」そしてグラビアアイドルの三女「春風」。
収録の舞台である寒村の村では、「シシ追い祭」と称した、女性をひたすら犯し凌辱する、村ぐるみの強姦だった。
偶然のそのことを知った美雨は、自分が犠牲になることで家族を助けようするが、その願いはかなわず、母親の小夜子は夫の仇である男に犯され、自身も何人もの男に陵辱される終わりのない辱めを受け続ける。そしてその罠は、吹雪と春風にも迫っていた。
二人が帰って来ないことを心配した吹雪と春風はテレビディレクターの手引きで二人がいる廃校へと案内される。そこはシシ追い祭りの準備として「棒倒し」と呼ばれる連続フェラチオの真っ最中であった。
白濁液に口と顔を汚され、男達の男根を咥え込む小夜子と美雨…。その白く染め上げられた姿を見て、春風は倒れるが、気丈な吹雪は家族を助けるために自らシシ神に志願する。
気を失った春風を抱え吹雪は神社へと案内される。そして吹雪は思い知ることになる。シシ追い祭りは、ただ犯されるだけでなく、それは長時間におよび、数え切れない肉棒でひたすら肉体を喰らわれ続ける、終わりなき輪姦祭りであることを。そして約束など反故されるということを…。一人だけ罠から逃れることはなく、春風もまた、生贄にされるということを…。



＜感想＞

美人三姉妹とその母親からなるセレブ一家が、ある男の恨みを買い
とある山村におびき出され、そこで行なわれる祭りの生贄となって
村人たちに徹底的にレイプされる話の後編。
今回の当番は気の強いしっかりもの長女・吹雪と
グラビアアイドルをやっている割には気が小さい三女・春風。

作画に関してはまぁ問題なし。
今風のつやつやしたアニメキャラを無難に纏め上げているなぁという印象です。
身体つきはなかなか色っぽく仕上げられ、
特に胸の張り具合やボリューム感はなかなか見事でした。
ただ、三姉妹それそれの身体の描きわけがされていなかったのが、残念。
せっかく三人もいるのだから、それぞれキャラごとに特色を出して欲しかったかも。


さて、エロシーン。

冒頭「棒倒し」と称した祭りの前イベントになかなか興奮しました。
前回凌辱された挙句、村人たちの言いなりになった母親・小夜子と次女・美雨が
青空の下、廃校のだだっ広い校庭のど真ん中で
二列にならんだ村人たちをそれぞれ順番にフェラ奉仕していくシーン。
完全に解放された空間であけっぴろげに行なわれる異様な饗宴の非現実感があり、
他のエロアニメではあまり見られないようなシーンで何だかそそられました。



しかし、良かったのはこのシーンのみでそれ以外はイマイチ。
以降の流れは、
舞台を移して神社の建物内での長女・吹雪のディルドー付き木馬乗りアナル責めフェラ、
三女・春風の二穴フェラ輪姦、といった感じだったのですが、
それぞれ、何だか見たことのあるようなありきたりなシーンばかりでがっかり。

また、見せ場としてる体位は大抵、四つんばいの後背位二穴フェラ責めばかりで
バリエーションが余りありません。
二穴責めに拘りたいのであれば、別に後背位だけでなく
正常位や側位、立位など幾らでも変えようがあるのに。
体位だけでなく責めポイントもアナルとヴァギナのみ。
これにしたって、胸とか髪とか口とか、様々なポイントへの責めがあっても良かったのでは。
プレイ自体も、基本的に抜き差しだけに終始していて単調。
もう少し、キスしたり身体じゅう舐め捲くったり、触ったり揉んだりといった
バリエーションが欲しかった所です。

最後の、祭りの夜に家族全員揃っていっせいに凌辱され続けるシーンも完全に肩透かし。
せっかく、セレブ家族に対して凌辱ＯＫの祭りという大舞台を作ったのだから、
最後ぐらいは祭りならではの熱狂的なプレイや怪しい儀式めいたプレイがあるだろうと
期待していたのですが、やっている事はただの輪姦。
別に祭りとか、関係ないし……。
例えば、祭りが終わりに差し掛かり、村人たちの興奮も最高潮に達した雰囲気の中、
ディルドー付きの神輿に乗せられてた全裸の四人が村人たちに担がれて村を一周。
その振動でひたすら絶頂に達し続ける……とか、
そういった祭り特有の乱痴気騒ぎ的なプレイが見たかったなぁと。

祭りの一環としての凌辱、いうストーリー設定の割には、
祭りならではの興奮とか盛り上がりとかあまり感じられないプレイ、展開で
ただひたすら普通の凌辱、輪姦が進行していくだけ。
一体何のための祭り設定だったのか、疑問に思った作品でした。


他に気になった点。
・吹雪の胸元がぱっくり開いたライダースーツ風ボンデージファッションが
　けっこう色っぽく、かなり好み。

・春風が実はかなり内気で極端に気が弱い性格だった事に驚き。
　腹出し半尻だしの服装、しかもグラビアアイドルという設定で
　その性格付けはないだろ。
・吹雪が祭りの生贄として凌辱される際、セーラー服に着替えさせられるのだが、全く意味不明。
　祭りと何も関係ないし。





＜お気に入りカット＞（クリックで拡大・コメント付き）

・長女吹雪凌辱


・三女春風凌辱


・ラスト輪姦シーン、母小夜子


・ラスト輪姦シーン、長女吹雪


・ラスト輪姦シーン、次女美雨


・おまけ