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[anime] 満淫電車 調書3「舌たらずな放課後、急発射注意」
(2009.05.06)エロアニメでは難しい痴漢シーンを見事に表現。だが、クライマックスシーンが弱い
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<スタッフ>
レーベル:鈴木みら乃
原作:BISHOP『満淫電車』(PCゲーム)
企画:姦三
プロデューサー:シャセイニヤケ
アニメーションプロデューサー:縦縞ゆうき
脚本:ヒデヒロ
絵コンテ:倫敦
演出:圭久史
キャラクター原案:水島多也
キャラクターデザイン:置弓枷
作画監督:LEE SI MIN
監督:横山ヒロミ
アニメーション制作/製作/販売:鈴木みら乃
<あらすじ>
卑語を囁き耳から犯す、言葉責め痴漢!
汗ばんだ肌が押しあう満員電車という密室で卑語を囁きながら淫らにおねだりするまで女たちを痴漢し倒すPCゲーム 『満淫電車』を、原作を上回るハイボルテージのおねだり連発でアニメーション化!
女子K生も、女教師も、OLも、人妻も、卑語を並べたて人前で肉棒をせがむ羞恥プレイ!!! 処女 (ハツモノ)を衆目監視で味わう興奮から始まりエリートOLが肉棒を咥えながら服従を誓う極エロで、あなたの目と耳にも発情電波発信 (スクランブル)!
少女専門の痴漢…通称 「伍長」。彼の今回のターゲットは、まだ硬さの残る未成熟な肢体と舌足らずな口調が特徴の七瀬柚。
そして柚の友人で、対照的に女性を感じさせる膨らみを持った時任美紀のふたり。
通学途中の電車内で、卑猥な囁きと共にショーツの上からいじられる柚。エスカレートする行為に美紀が助けようとするも、逆に隣の女性専用車両へと追いやられてしまう。
扉越しに、弄ばれる柚の痴態をただ見つめるしかない美紀……柚のヒップは徐々に女としての艶を帯び、その奥に隠れる少女の証は骨太の節くれ立った指に執拗にいじられていく……
……硬さの残る無垢な肉体を強引にこじ開けられる少女たちは、さらなる恥為への悦びに滴りを増していく……
汗ばむ車内でじっとりと濡れ滴る未成熟な肉体。囁かれる卑語と共に綻びを増す無垢な囀りに、貴方の股間も途中下車無し(ノンストップオーバー)!
<感想>
電車内痴漢をクローズアップし、行為が段々エスカレートしていく様を描いた作品。
今回のターゲットはちょっと内気な微乳系ロリ女子学生「柚」と
彼女をフォローするお姉さん的女子学生「美紀」の二人。
■ 旧ひまじんブランド回収シリーズ
淫妖蟲/学園2/放課後2/そらのいろ、みずのいろ 等、
数々の名作シリーズが未完のまま撤退したブランド、ひまじん。
ただし、未完のまま放置されているわけではなく、
少しずつではありますが、それぞれ他ブランドに場所を移して
着実に決着が付けられているようです。これもその流れに乗った作品。
他の作品では、新たなブランドで仕切りなおしてもスタッフの入れ替えを極力避け、
ひまじん作品同様の編成で作られていた様に思ったのですが、
この作品に関しては、監督、脚本、作画監督などのメインスタッフを総入れ替え。
果たしてこの方針は吉と出たのか凶と出たのか。
■ LEE SI MINさん描く、線の細い少女のデザインはこの作品に相性ピッタリ
前作までの作画はヒロインがOLや新婚間際のお姉さん系キャラだったのもあり
それなりに身体ラインがしっかりした肉感的なデザインだったのに対し、
今回のヒロインはちょっと内気な女子高生。
線の細さや、表情の繊細さ、微乳の美しさなどを押し出したキャラクターです。
今回の作画監督LEE SI MINさんはもともと手足を細く描く人。
顔のアップも魅力的で、少女の持つ、か弱さ・繊細さを描くのが大の得意。
そういった意味では今回の作品に上手くマッチしていたと思います。
■ 電車内痴漢シーンという難しいシチュエーションを上手く表現
「低予算で仕上げなくてはならない」
「直情的に視聴者の劣情を煽らなくてはならない」
など数々の制約があるエロアニメにとって電車内痴漢シーンというのはかなり難物。
というのも、痴漢が起きる電車内というのは大抵朝のラッシュ時。
当然人間をいっぱい描かなくてはならず、それだけに作業量がどんどん増えていくのは必然。
また、モブに囲まれた状態で痴漢行為を見せるには、周囲の人間がかなり邪魔になり、
なかなか思うような構図が取れません。
さらには、痴漢シーンにリアル感や説得力を持たせるためには
服の上から身体を触る弄るなど、とにかくじれったいほど地道な演出を積み上げるしかなく、
最近の「抱いてキスして即挿入」といった
展開の早いエロアニメに慣れてしまった人たちにとっては、
かなり地味な作品に見えてしまうというマイナス要素も乗り越えなくてはなりません。
これらの理由から、痴漢シーンを魅力的に描く為には、かなりの労力とセンスが必要であり、
実際、痴漢シーン自体を魅力的に描いたエロアニメ作品は少ない印象があります。
で、今回の作品。
冒頭の痴漢シーンの出来はかなりイイ感じで、
自分が求めていた電車内痴漢の理想形にかなり近く仕上がっていました。
一般人に囲まれた中でいきなり痴漢にあうという、
日常の中に突如非日常に放り込まれた戸惑い、周囲に気づかれたくないという緊張感。
周囲に押し潰されつつ、ひたすら弄ばれる痴漢ならではの密着感。
上半身を肌蹴させられ、次第に脱がされて、ひたすら身体中を弄られる、
そのひたすら粘着的な演出からもたらされる
説得力のある身体の火照り具合、適度な焦らしによる興奮。
等など、痴漢シーンを描く上でもポイントがきちんと表現されていてかなり満足。
特に、弄られ揉まれ捲くる桃尻の柔らかさが見ていて気持ちよく、
後半以降への期待感がかなり高まりました。
■ トイレ内での処女喪失・アブノーマルセックス
なんだかんだあって日が改まり、
結局、柚は電車内に設置された個室トイレで犯されてしまうのですが、
そのプレイもなかなかの出来。
浣腸プレイや背後からの処女喪失、駅弁など色々バリエーションがありそれぞれ愉しめるのですが、
特に気に入ったのが、仰向けになり狭い個室の壁に両手両足を突っ張らせた土の字の体勢で
ひたすらぶち込まれるシーン。
窮屈な体勢でもお構いなしに挿入され続けるその被虐感たっぷりな姿に大興奮しました。
■ 最後の集大成エロシーンにガッカリ
この作品の一番の不満点は、ラストシーンのエロ。
次第にエスカレートしていったプレイは、最後には車内公開セックスショー、
完全にはじけたヒロイン二人による露出セックスプレイとなるわけですが、
そこまで壊れてしまったヒロインと結合している割には、肝心のプレイ内容は
「座席に座った痴漢男の腰に自らの腰を叩きつけるだけ」の一体位という、凡庸なもの。
一巻まるまるかけて段階的に盛り上げたプレイの頂点がこの程度なのか……とガッカリ。
露出プレイを厭わぬほど蕩けきったヒロイン達なんだから、
後背位で結合したまま、犬の散歩のように車内を回って乗客に見せ付けどん引きさせるとか、
駅弁で闊歩するとか、もっと露出プレイを生かしたプレイにして欲しかったなぁ。
■ ストーリー説明が結構不親切
あと、エロに直接は関係ないのですが、この作品、
ストーリー説明が結構不親切で、戸惑う所が多かったです。
痴漢の犯人を捕まえて鉄道警察に突き出したのに、その鉄道警察にも痴漢されてしまうとか、
突然、妄想モードでレイプされちゃうとか、いきなり道ばた放尿シーンになるとか。
ストーリーの進行に合わせて
次第にハードになっていくエロ展開は、なかなか見応えがあったのですが、
そのエスカレートっぷりに納得のいく説明がされないので、
見ていて何だかもやもやしたものが残りました。
この作品、基本的にヒロイン二人の主観のみで語られているので、
「あえて」ヒロインが知っている情報だけで作品が構成しようとしたのだと思うんですけど……。
うーん。
■ 他に気になった点
・痴漢者が耳元で発言した言葉をそのままヒロインに繰り返させる構成は健在だが、
前作などに比べるとちょっとしつこさが足りなかったような。
・声優、二人しか使ってないのね。
シーンごとのプレイ内容にはさほど不満はなく、
冒頭の痴漢シーン、トイレ凌辱シーンはかなりの出来。
ただストーリーとして説明不足・意味不明な点が多すぎて、
せっかくのエスカレートしていくエロシーンに説得力がなくなってしまった。
また、最後のエロシーンが尻すぼみで、まとめきれなかったなぁと感じた作品。
あと、ひまじん版の最大の特長だった、
被害者の内面までしつこく責め続けて盛り上げる演出が影を潜めてしまったのもちょっと残念。
<お気に入りカット>(クリックで拡大・コメント付き)
・ 柚
・お尻
・美紀
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