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[anime] 山姫の実 第二巻 真砂絵
(2009.08.03)山文京伝さん原作漫画特有の熟女の色香、ねっとりとしたエロシーンのしつこさは
上手くアニメに反映されている。プレイの見た目が単調なのが惜しい
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<スタッフ>
レーベル:schoolzone×Milky
原作:山文京伝(さんかくえぷろん)
プロデューサー:村上幸太郎
脚本:忍耐明
絵コンテ:寿杜缶住
監督:玖羅葵
キャラデザ:真の鷹党
作画監督:ハヤテ
美術:腹八男
色彩設計:小林弘美
効果:FUJIMOTO
アニメ制作:スタジオブルーキャット
制作・発売:Milky
販売:株式会社ミルキーズピクチャーズ
<あらすじ>
母によく似た女性がモニターの中で身悶えている…。
複数の男たちから受ける調教の宴。 性欲に溺れた母親の終着点は…。
母親によく似た女性が自分と同年代の男とセックスに乱れるホームページの画像を見てしまった和也。
ホームページ上に掲載されている調教旅行と母親の懇親旅行の日程が重なったのは単なる偶然だ…。
その真相を確かめるため、自ら調教旅行に参加する和也。
目隠しをして待ち受けていたのは、M江と名乗る女性。若い男数人とのプレイに身悶えるM江。
果たして、その真相とは…。
<感想>
母子家庭で大切に育てられてきた学生、和也は
あるサイトを見たのがきっかけで、日頃信頼を寄せていた母親が
実は淫乱な雌奴隷に調教されているのではないかとに疑念を持つようになる。
真相を確かめるべく、サイトが主催する乱交旅行に参加すると、
そこにいたのは息子の前では決して見せることのない、
肉欲に塗れ変わり果てた母親の姿だった……。
慎ましやかな普段の姿とのギャップ、徹底的に快楽に酔い堕ちきった女性の淫らな姿に
スポットを当てた、山文京伝さん真骨頂! なストーリーです。
前巻は半同人アニメ的な作品として約二年前に発売された作品だったのですが、
いつまで経っても続巻が出る気配がなく、
同人にありがちな「資金繰りが怪しくなって途中で頓挫」的な打ち切りなのかなと
半ば諦めていた所。
同人にしてはクオリティ的には一般エロアニメとさほど遜色ない出来で
(とは言っても、やはり見劣りはしていましたが)、打ち切りはちょっと勿体無いかなと
思っていましたが、Milkyさんに拾ってもらったらしく、
このたび無事、完結編が完成となりました。
作画に関しては、原作の絵柄とは多少異なるものの、
引き締まっているようで実は年を感じさせる微妙な肉体から醸し出される色香、
決して裕福ではないが、いわゆる清貧を感じさせるような生活臭漂う雰囲気・服装、
引きこまれそうなほどゾクリとさせられるうなじ等々
山文さんの描く女性の特徴、魅力をなかなか上手く捉えていて
良い感じにアニメナイズしたなぁと感心。
影指定なども絶妙で、かなりコントラストを効かせ、メリハリある女体の立体感を強調。
妙齢の女性特有の生々しさが印象的に表現されていました。
ただ、デッサンの狂いが多少あり、見ていて違和感を感じることも少なくありません。
まぁ、元は同人アニメ。多くを求めるのは酷と言うものでしょう。
■ 一巻まるごと、旅館内での母親凌辱
30分のほとんどが凌辱合宿での若い男達との目隠し乱交に費やされています。
プレイのしつこさ、全裸になった男女がくんずほずれつするその熱気など、
いかにも山文京伝さん原作らしい雰囲気。
とにかくひたすら人妻の熟れた身体の乱れっぷりを徹底的に描写しつくそうという
製作者の気概は感じられました。
特にクライマックスでの、息子をだしにした言葉による追い込み、
息子への愛情よりも肉棒が欲しいと大声で叫ぶ姿、
その場に居た息子の精神的衝撃等々、その迫力にかなり興奮もしました。
■ 数ある欠点
……なのですが、欠点も多数見受けられます。
まず、プレイが単調。
腕を縛られ上に掲げられたままの拘束プレイなのですが、常に同じ格好をしているので、
一応、騎上位・背面騎上位と体位に多少変化はあるものの
女体の見た目はあまり変わらず、見応えなし。
しかも、若い男性三人が代わる代わる犯しているのに、
そのプレイの激しさが全員一緒で、ワンパターン。
いかにも体育会系の筋肉バカが一人いたのに、そのキャラを生かそうともしない。
筋肉バカは徹底的に力ずくで責めるとか、
一人偏執的なおたくキャラを入れて変態プレイを入れるとか、
ただひたすら愚直に人妻を堕とすだけではなく、何らかの工夫が欲しかったかなぁと。
また、動画も手抜きな面が時折見受けられてちょっとガッカリ。
ピストンによる上下運動など、一枚絵のスライドでごまかしていたり、
使い回しカットが多かったりで、ちょっと安っぽい仕上がりになっていたのは残念でした。
あと、行為の最中、汚い野郎の顔が頻繁にどアップになって
せっかく盛り上がってきた興奮が削がれる事おびただしい。
この手の演出って、一昔前に結構あったものの、かなり評判悪いため
あっという間に絶滅したものだと思っていたのですが……。
何を考えてこんなカット割にしたんだろう。
最後に、クライマックス。
あそこまで母親の痴態を見せ付けられたんだから、
息子は精神錯乱して思いっきり母親を犯し捲くって欲しかった。
というか、展開上そうしなきゃ嘘だろって感じの盛り上がりだったのに、完全に肩透かし。
近親相姦ネタは流石にヤバいため、ああいう肩透かしラストにせざるを得なかったのかも。
山文京伝さんならではの雰囲気はうまく捉えられていたものの、
アニメとしてのアラが多少目立ち、ちょっと勿体無いかなという印象の作品でした。
■ 他に気になった点
・前巻では熟女エロアニメとしては珍しく、かなり抑え目の胸。
貧乳好きというわけではないのですが、目新しさもあり、新鮮な魅力が感じられました。
しかし、今作ではエロアニメにありきたりな巨美乳に変わっていてちょっとガッカリ。
まぁ、それなりに綺麗に描かれてはいたから良いんだけど。
・膣内射精シーンでの断面描写で、膣穴関係なく噴出すザーメンにちょっと笑った。
いい加減すぎるだろw。
・パッケージの絵、ちょっと安っぽくないか?
これなら本編のスチールを使った方が見栄えするような……。
<気に入ったカット>(クリックで拡大・コメント付き)
・真砂絵 表情集
・おまけ
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