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[anime] 横恋母~Immoral Mother~ 上巻
(2009.10.18)それなりの完成度ではあるものの、すべて表層的。
プレイ自体や演出からは「インモラル」がほとんど感じられない
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<スタッフ>
レーベル:鈴木みら乃
原作:『横恋母~Immoral Mother~』(原作:Guilty+)
企画:姦三
プロデューサー:P・アラン
アニメーションプロデューサー:縦縞ゆうき
脚本:外連
絵コンテ:村上勉
演出:尚まこと
演出アシスタント:西村一秋
作画監督:服部憲知
監督:横山ひとみ
アニメーション制作/製作/発売:鈴木みら乃
販売:株式会社アムモ
<あらすじ>
「インモラル」な母親の熟れた肉体が弾む!
“鈴木みら乃”が老舗人気ゲームブランド・Guilty+とのコラボ作品を発表!
人気PCソフト『横恋母~Immoral Mother~』を完全アニメ化した今作のテーマは、ズバリ“Immoral”。
実母・純子を想う息子・亮一。そして実父を想う娘・未来。
ひとつ屋根の下、成就することのない想いが交差する歪な空間。やがて亮一の義父に対する嫉妬心が爆発する。
ある時、亮一は母を犯すだけでは飽き足らず、義父の愛娘へもその牙を剥く。
尽きることのない母への想いは、やがて獣の性欲へと変貌を遂げる。
許されない背徳は肉体が忘れられず……犯されて思いだす甘く誘う息子の一物……
母子家庭として過ごしてきた、純子と亮一
その細腕で亮一を育ててきた彼女であったが、豊満な熟れた肉体は“女であること”を忘れることは無かった…… 切なくも切羽詰まった声で言い募りながら、純子はその夜、その手で育ててきた亮一の肉棒に跨って、幾度となく果ててしまった クスリで眠り続ける亮一の上に滴らせながら……唯一度の過ちに蕩けた表情で……
……それから数年後、純子は再婚し、亮一には義父と義姉という 家族とともに新生活が始まった。が、うまくいかずいつしか仮面家族の様相を呈していた。 なぜなら、亮一もまた自分を育ててくれた純子を女として意識し始めていたからだ…… そして、それは純子と義父のセックスを目撃したことにより、歪な方向へと突き進んでいく……
屈折した亮一の想いが暴走し、夜の公園で純子を貫くと、高飛車な義姉の口内へと猛り勃った肉棒を捻じ込んでいくのであった……
<感想>
眠っている間とは言え、実の息子と関係を持ってしまった過去を持つ母親。
再婚した母親を恋い焦がれ、義父に嫉妬する息子。
父を慕い、夜な夜な自慰に耽る義姉。
歪みまくった人間関係による、汚れた近親相姦を描いた作品です。
作画はまぁ、普通。
エロアニメとしては標準の、中の下レベル。
なのですが「これは!」という見所はイマイチ感じられません。
胸はただ大きく描いているだけで不自然だし、表情も艶やかさがない。
女体もそれなりのプロポーションに描いてはいるのですが、
熟女特有の肉厚で弛んだ色気もなければ、若い女性ならではの張りや美しさもなく、
どこにエロポイントを置いているのかよく分かりません。
端的にいえば「やる気」や「情念」が感じられない作画。
たとえ中の下レベルの作画ではあっても、
「ここだけは拘って描いているぜ!」的な情熱が感じられれば、
個人的にはOKなのですが、
この作品の作画にはそういった点があまり感じられません。
「いつも通りにやればいいんでしょ?」的なやっつけ感がありあり。
■ 作品自体も作画と同様、何を見せたいのかわからない
この作品、テーマはタイトルズバリ「インモラル」だと思うのですが、
その割にはインモラルにありがちな背徳感や罪悪感、良心の呵責……
そういったものをあえて踏みにじった挙句の欲望の爆発、開放感……
みたいなものが、あまり描けていません。
確かに、表面上は全て描かれています。
母親が息子の腰の上にまたがる所では良心の呵責をモノローグで語らせていますし、
眠っている義姉に主人公が無理やりイラマチオさせるシーンでも
主人公の歪んだ心の闇を、これまたモノローグで語らせています。
なのですが、すべてが表層的。言っているだけ。考えているだけ。
基本的にすべてのプレイにインモラルな情念が感じられません。
騎乗位だったら、ただ騎乗位を見せている。
後背位なら、ただ後背位を見せている。
イラマチオなら、ただイラマチオを見せている。
自慰なら、ただ自慰を見せている。
ただそれだけ。
例えば、母親が息子の寝込みを襲うシーンだったら
もう少し、挿入するまでに躊躇させたりするとか、
息子の唇にむしゃぶり付いたり、息子の手を自分の胸に押し当てたりして、
いかにも身体の火照りを鎮めようとするプレイを入れてみるとか……。
息子が母親を犯すシーンだったら、乳首をチュパチュパ吸わせたりして
マザコンちっくな変態的なプレイを入れてみるとか……。
日頃恨みを持つ義姉へのイラマチオなら、
その憎しみを叩きつけるように、顔面に肉棒を押し付けて先走り汁でどろどろにするとか……。
(寝ている義姉の首を持ちあげてひたすら男根を出し入れするシーンは
その単調さと強引さに逆に主人公の執念を感じましたが、
意識的ではなく、あくまで怪我の功名的効果)
心の闇が表現されているのはもっぱらモノローグだけ。
プレイ自体は何の工夫もなく、非常に淡白で
嫉妬も憎悪、背徳など、どろどろとした感情はあまり読み取れず、
興奮もへったくれもありません。
■ 鈴木みら乃ブランド、最近やばい?
どうも、ここの所の「鈴木みら乃」ブランドの凋落っぷりが気になります。
前回出た「恥熱カルテ 下巻」もあまり褒められた出来ではなかったし、
次回発売予定の「感染」もスチールとデモムービーを見る限りだと、
正直、あまり期待できなさそう。
ちょっと前に立ち上げられた新ブランド「PoRO」と
作品テーマやスタッフが何となく被っていたような気がするので
もしかしたら有能なスタッフが出てっちゃったのかなぁなどと
ただの身勝手な視聴者ならではの、つまらない推測をしてみたりして。
まぁ、杞憂であることを祈りますが……ちょっと心配です。
■ そのほか気になった点
・風呂に入るため、「脱衣所」に全裸で入ってくる主人公に笑った。
普通、脱衣所で服を脱ぐんじゃないのか?
自分の部屋から脱衣所まで全裸で歩いてきたのか?
<気に入ったカット>(クリックで拡大・コメント付き)
今回一枚のみ……
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