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[anime] かぎろひ~勺景~ 上巻「地獄触手」
(2009.12.16)時間軸やシーンを巧みに交錯させ、よりエロティックに仕上げた作品。
プロの巧みなストーリー構成技術に感心
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<スタッフ>
レーベル:PoRO
原作:かぎろひ~勺景~(原作:Shelf)
企画:姦三
プロデューサー:涼駕
アニメーションプロデューサー:縦縞ゆうき
脚本:tomy
絵コンテ:巴里
キャラクターデザイン:あらひでき
演出:桂栗毛
演出アシスタント:西村一秋
作画監督:霧咲涼香/KWON YONG SANG
監督:横山ひろみ
アニメーション制作/製作/発売:PoRO
販売:株式会社エイ・ワン・シー
<あらすじ>
いやらしさinnovation!!
新ブランド・PoROがおくる、見てすぐヌケる、ヌキどころオンリーなオカズアニメが登場!
儚げな黒髪ロングの美少女ヒロインが、ぬめぬめと妖しげに動く触手にその柔肌をねっとりと包み込まれ、縛り上げられていく様は必見!
清楚な美少女のムッチリとした肉体が触手によって朱に染め上げられ、穴という穴を蹂躙され尽くし、嬲られ堕ちる触手アニメをご堪能頂けます。
喘ぎ乱れまくる美少女は、それでも “可愛くてジュ~シィ” にとことんまで責められ続けます!
古来数百年以前よりある村落に伝わる祀り。
その祀りで生贄として捧げられる少女・水無月紫陽花。ただ“証”を持っただけで、家族をみな殺され絶望し、村人たちに生贄としてさらわれてきた少女。
古来よりの神・イザナミの肉触手で苛烈な責めによって喘ぎ苦しみ、処女を奪われ、子種汁を胎内に放出されながらも、健気に耐えてみせる紫陽花だったが……。
そんな彼女を救い出そうと立ち上がる、葵と白屈菜(くさのおう)。
だが白屈菜も祀りを行う村人たちに囚われ、その美しい肢体を汚らわしい男たちに嬲りつくされてゆく……。
恥辱と嬌声と絶望が木霊する中、はたして葵は紫陽花を救い出すことができるのだろうか……。
<感想>
とある村に封印されている妖魔の生贄として捧げられた黒髪の少女、紫陽花を救うべく
少年・葵と謎の少女・白屈菜が戦いに挑む……そんな伝奇オカルト風アニメ。
キャラクターは萌えを前面に出したもの。
まだ大人になりきっていない体型の割には胸だけは早熟と、いかにもエロアニメなデザインです。
光が乱反射したようなキラキラした堅そうな瞳が特徴と言えば特徴かも。
作画はまぁまぁ安定。
振り向きなど顔の角度を変えると必ず歪んでしまう、あおりの表情が拙いなど、
正直、さほど上手いとは言えないのですが、
抑え所ではそれなりに決まっているので
流れとして見る限り、それほど気にならない程度です。
尺の半分ほどが触手凌辱であり
しかもその舞台が壁一面の肉色触手であること、
触手のデザインがゴムチューブ状(個人的にはあまり好きではない)であること等から、
雰囲気は『淫妖蟲』に近いものを感じました。
が、出来はこちらの方に軍配。
触手凌辱モノとして、かなり満足出来る作品に仕上がっています。
■ 2匹目のどぜう→鈴木みら乃→PoRO の系譜が受け継がれた構成
2匹目のどぜう→鈴木みら乃→PoRO ……と
幾度も変遷(合体・分裂……?)を繰り返してきたこのレーベル。
2匹目のどぜうの時代から、「時間軸とシーンを交錯させる」構成が得意でしたが、
その伝統がこの作品にもしっかりと息づいていて、なんだか凄いなと感心。
シーンの進行は以下の通り。
紫陽花両親惨殺→「紫陽花触手凌辱」→葵、紫陽花を救出に向かう→「紫陽花触手凌辱」
→葵と紫陽花の出会いを回想する→「紫陽花触手凌辱」→白屈菜凌辱
メインのエロシーン「紫陽花触手凌辱」の合間合間に
別の印象的なシーンを効果的に挿入しつつ、最低限のストーリーを理解させる――という構成です。
こういう複雑に入り組んだ展開の場合、
他のシーンが挿入されることで、
肝心要のエロシーンがぶつ切りになってしまい不満に感じたり、
何回も同じようなシーンが繰り返されて飽きてしまったりしがちですが、
この手の構成は得意としているだけあって、そこら辺はお手の物。
エロシーンぶつ切りに関しては、
視聴者の見たいと思うシーンを過不足なくがっつりと描く事で対応しています。
マンネリ化に関しては
同じ「紫陽花触手凌辱」であっても、
「抵抗シーン」「屈伏シーン」「完堕ちシーン」といった段階ごとに分けられていて
視聴者を飽きさせない工夫が感じられます。
エロシーンに別シーンを挟むことで、
かえって紫陽花の感情レベルが明確になり、
紫陽花の感じ方や台詞回しがだんだん過剰になる様、
心が折れていく過程がより鮮明に伝わってくるのです。
逆に、馬鹿正直にひたすら「紫陽花触手凌辱」を一連のシーンにしたとしたら
かなりダラダラとしたものになり、冗長な印象を受けたのかもしれません。
また、「紫陽花触手凌辱」の合間に何回も別のシーンを入れることは、
再び「紫陽花触手凌辱」に戻ってきたときに、
「まだ犯されてたのかよ! 流石に可哀そうだろ……」といった具合に
このまま永遠に続くとも感じられる、その凌辱の辛さや
これから先、妖魔の生贄として一生を過ごさざるを得ない紫陽花の運命の悲惨さが
より浮き彫りされます。
あと、凌辱されている途中での回想シーン。
紫陽花と葵の出会いの記憶の美しさもまた、
凌辱シーンの痛々しさとのギャップがより鮮明になって、そこでまたさらに興奮しました。
■ その他、細かい所いろいろ
他にもこの作品で良かったと感じたことは色々あったのですが、
上手く纏められそうもないので箇条書き。
<紫陽花触手凌辱シーン>
・触手の先端がイソギンチャク状の刷毛になっていて、
身体全体を嬲る、その動き。
特に、個人的にはかなり好物である「顔面嬲り」が多かったので、かなり満足
(頬肉などが引っ張られるようなカットがあればもっと良かった)。
・身体がひっくり返され、紫陽花のロングストレートな黒髪が逆立ち乱れる様。
・イラマチオから解放された後、ちゃんと咳き込むのも良い。
・触手ピストンで、身体が微妙に上下に動く様をちゃんと動画で描いている。
最近、この基本事項がまともに出来ていない触手エロアニメが多い。
・凌辱の最中、終始粘液塗れを貫いているというのもポイント高い。
<白屈菜凌辱シーン>
・白屈菜のキャラがめちゃ可愛い。特に被りものがポイント高い。
・向こうっ気が強かった凌辱前。
しかし大の大人たちに連続して犯され身も心もズタボロになり、
泣きつつも、最後には諦めたように自ら尻を割り、肉棒を迎え入れる
その痛々しすぎる様に大興奮。
多少ロリが入ったその容姿も相まって、その絶望感・敗北感がたまらない。
時間軸や別シーンを巧みに交錯させ、よりエロティックに仕上げた作品。
まさに、プロのストーリー構成技術に感心した、そんな作品でした。
<他に気に入ったカット>(クリックで拡大・コメント付き)
・紫陽花触手凌辱シーン
・白屈菜凌辱シーン
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