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[anime] 横恋母~Immoral Mother~ 下巻
(2009.12.17)公衆個室トイレでの目隠しセックスは、母親のインモラルを強烈に感じたプレイ内容。
しかし、それ以外にインモラルを感じさせる要素が少ない
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<スタッフ>
レーベル:鈴木みら乃
原作:『横恋母~Immoral Mother~』(原作:Guilty+)
企画:姦三
プロデューサー:P・アラン
アニメーションプロデューサー:縦縞ゆうき
脚本:外連
絵コンテ/演出:尚まこと
演出アシスタント:西村一秋
作画監督:服部憲知/KWON YONG SANG
監督:横山ひとみ
アニメーション制作/製作/発売:鈴木みら乃
販売:株式会社エイ・ワン・シー
<あらすじ>
「インモラル」な母親の熟れた肉体が弾む!
“鈴木みら乃”が老舗人気ゲームブランド・Guilty+とのコラボ作品を発表!
人気PCソフト『横恋母~Immoral Mother~』を完全アニメ化した今作のテーマは、ズバリ“Immoral”。
母・純子を想う息子・亮一。そして父を想う娘・未来。
ひとつ屋根の下、成就することのない想いが交差する歪な空間。やがて亮一の義父に対する嫉妬心が爆発する。
ある時、亮一は母を犯すだけでは飽き足らず、義父の愛娘へもその牙を剥く。
尽きることのない母への想いは、やがて獣の性欲へと変貌を遂げる。
義母である純子に対し、苛立ちを隠せないでいる未來。
その時、未來の携帯に義弟の亮一から未來に写メールが届く。そこには精液に塗れた自分の顔が映っていた。怒りも露に亮一の部屋に駆け込む未來。その写真をもとに逆に脅されてしまう。
亮一の要求になす術もなく従う未來。強制自慰に始まり、フェラ、挿入と次第に要求がエスカレートしていく。味を占めた亮一は次の計画を実行する。実母の純子に対し脅迫メールを送り、公衆トイレにおびき出したあげく犯してしまう。亮一が犯人だと気づき、失望のまま帰宅する純子。
更正させるため訪れた亮一の部屋で純子は亮一、未來のセックスを目の当たりにする。
絶句する純子。頭では止めようと考えるも、体の火照りを止められない純子。
自らの手で性器をまさぐってしまう。亮一が未來のお尻の穴で果てた時、未來はその場で意識を失う。我に返った純子は二人を説得するため部屋に入る。亮一の性欲は果てる事なく、標的を純子に切り替える。当初嫌がっていた純子も次第に快楽を覚え始め、女の声を漏らすようになる。
目を覚ました未來に向かい、亮一と純子は笑顔で迫る。
1つ屋根の下、Immoralに終焉はない!?
<感想>
母親と息子、血の繋がらない姉と弟のインモラルな行為をアニメ化した作品の後編です。
作画は上巻と変わらず。
それなりにナイスバディには描かれているものの、
全体的に大味で柔らかさを感じない、叶姉妹のようなサイボーグ的フォルム。
そこにさほど美しさは感じられません。
■ インモラルって、何?
インモラルならではの緊張が感じられないのも、これまた上巻と同じ。
特に、主人公・亮一と義姉・未來との関係には、
姉弟の背徳的な雰囲気が全然感じられません。
亮一が小生意気な未来の態度に嫌悪感を持ち、
良心の呵責を一切感じず、一方的に未来を犯しまくる。
未來はただ無理やり犯されるのが嫌なだけ。
双方、姉弟というタブーを犯して関係を持つ罪悪感とかは一切なし。
まぁ、血は繋がっていないという設定なので仕方ない面もあるかも知れませんが、
見ている側とすれば、二人はただの脅迫者とその被害者という関係でしかなく、
これのどこに「インモラル」があるのか、はなはだ疑問です。
この作品にインモラル的雰囲気が希薄なのは、
主人公の感情描写がほとんどない所に原因があるような気がします。
自分の屈折した感情に一切疑問を感じず、ただムカつくからやる、やりたいからやるだけ。
しかも、大した困難もなく、ちょっとした脅迫ネタでやすやすと自分の欲情を爆発させていく……。
もう少し「母親」「義姉」を犯す事に対する抵抗感を持たせ、
それでもなお、彼女たちの魅力的な肉体を味わいたいという欲望から逃れることができず
自分の感情に流される……的な展開にしないと、
「インモラル」のような、「感情が主体の題材」など表現できるわけがありません。
抑えようと必死に努力するもついつい溢れ出てしまう欲情と
そしてついに爆発するその開放感こそが、インモラルの神髄だと思うんですけどね……。
ただし、主人公の感情描写を徹底的に抑えることで
彼の一本ネジが取れたような冷酷で残忍なレイプっぷりは際立っていたように感じます。
特に、終始淡々と冷静な口調で相手を追い詰めていく、その非情さは
上手くアニメに処理されてさえいれば、
それなりに緊張感のある面白い作品に仕上がった可能性すら感じました。
あくまでインモラルとは全く別の話ですが。
■ 母親だけには、多少「インモラル」を感じる
インモラルをテーマにしている割にはインモラル感の薄いこの作品ですが、
唯一、母親だけは多少、背徳感を感じさせる描写が施されています。
前回、自分を犯したレイプ犯は息子ではないかという疑念、確信……
未亡人になった頃、身体の疼きに耐えられず寝ている息子の肉棒を貪った暗い過去、
息子を受け入れた時の禁断の充足感、熟れた肉体が決して忘れることのない甘美な記憶……
これら感情のせめぎあいがそれなりに描かれています。
特に、トイレでの目隠しプレイがなかなか象徴的でした。
脅迫されるがまま個室トイレで目隠しをして、レイプ魔に犯される母親。
心の中では、レイプ魔は息子だと薄々気づいてはいるものの、
肉体の疼きに耐えられず、分からないふりをしてただ犯されるがまま。
目隠しも、すぐに取れる状態であるにもかかわらず、
自らは決して取ろうとせず、恐ろしい事実からあえて目をそらし、快楽に身を任せる。
「自分の手で」目隠しをし、その状況を自ら甘受し、肉欲を満たしている、
このシチュエーション自体が彼女の業の深さを物語っています。
相手が息子だと気づいたのも「膣内で感じる肉棒の形の記憶が息子と一緒だから」という
親子ではあってはならない理由から。
まさにいろいろな側面から
母親の「インモラル」な感情を表現した見事なプレイだったのではないかと。
ただし、強烈にインモラルを感じたプレイはそこだけ。
このあと続く、主人公と母親との自室での立ちバックプレイや義姉を加えての3P等には
インモラル要素は希薄。
あのトイレ目隠しプレイでの鮮烈な印象は、単なるまぐれ当たりであり、
原作に描かれているプレイを無自覚になぞっただけだったのかなと残念に感じました。
まぁ、そもそもその唯一印象的だった個室トイレ目隠しプレイにしても
アニメーションの質から言えばまだまだであり、納得のいかない出来。
作品全体を通して見ると、上巻同様、ただエロシーンを漠然と描いているだけで、
演出的な工夫も目新しさもあまり感じません。
タイトル副題に「インモラル」と銘打ったからには、
演出的にもビジュアル的にも
もう少しキャラクターの内面を深くえぐるような「インモラル」を描いてほしかった、
そんな作品でした。
■ その他、気になった点
・フェラの最中、脅迫されて自分の指をアナルに入れるプレイが多少刺激的だった。
・アナルを刺激された義姉がその激痛に泣き叫びつつそれでも喘いでしまう、
その声がなかなか真に迫っていて、かなり良かった。
・二回戦三回戦を平気でこなす主人公はかなりの絶倫ですな。
・中高年向け官能小説にありそうなストーリーだなぁと、今更ながら思った。
<気に入ったカット>(クリックで拡大・コメント付き)
・義姉、未來
・母、純子
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