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[anime] 姫騎士リリア Vol.05 悦獄、キリコとレイラ
(2009.12.09)膣内テクニックを駆使したプレイ内容に「膣内断面」「アヘ顔」多用は悪くないが、
ビジュアルの方向性がエロスとは逆に向いている。残念
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<スタッフ>
レーベル:PIXY
原作:Lilith
プロデューサー:村上恒一
脚本:柏一悟
キャラクター原案:ZOL
監督/キャラクターデザイン/作画監督/演出/絵コンテ:浅野ヒロ
美術監督:鉄筆
撮影監督:岡崎英夫
音響監督:吉田知弘
製作:アニメアンテナ委員会
制作:アニメアンテナグループ
<あらすじ>
シリーズ累計20万本突破の姫騎士リリア最新作が発売!全6巻シリーズのいよいよ第5巻突入!
第5巻では、ついにレイラ王妃が惨め過ぎるメス犬に堕落してしまい、母を庇おうと屈辱に堪えてきたリリアを絶望の淵へ追い込んでいく。
さらに、気位の高いキリコを調教して屈服させようと目論むディルクは他の魔族の協力を得て、キリコのアナル処女を奪い、彼女が最も蔑む人間によってアクメさせられるというプライド粉砕に成功するシーンなど見所満載!
ストーリー
キリコの良いように扱われるのを何とかしたいディルク。
キリコを逆襲の調教刑に追い込むための口実を得るために、ディルクはキリコに無理難題を命ずるがキリコにあっさり達成されてしまう。
一枚上手のキリコにイライラが募るディルク。
そんな中、ディルクに協力しようと一人の魔族が現れるのだが……!?
<感想>
王女リリアの『エナジー』を条件に魔族の力を借り、念願の王となったディルク。
リリアの『エナジー』を取り出すためには、儀式を通してリリアを屈服させなければならない。
そして今回も儀式は行われ、魔族たちによる凌辱は続く。
一方、ディルクの参謀として常に傍に従える魔族キリコ。
常に油断のならない彼女の存在を疎ましく思っていたディルクは、
キリコにも調教の魔の手を伸ばすのだった――。
ファンタジー世界で行われる人間・魔族調教合戦を濃厚に描いた作品の第五巻です。
いやぁ、第四巻発売から丸一年半。
全然発売されないのでてっきり終わったものだと思っていました(笑)。
この作品、エンドロールから推察するに、
背景・音楽・撮影・声優以外はほぼ浅野ヒロさん一人で作っているような制作体制なので
浅野さんのスケジュールの都合で制作がストップしていたのでしょう。
まぁはっきり言えば、「魔法少女アイ」の制作に入ったのでこちらが回らなくなり、
「アイ」の制作が終わったのでこちらに復帰したという事だと思います。
いやはや、なんだかすごい業界です。
なもんで、作画は相変わらずの浅野作画。
表情の凛々しさや細やかさは流石だと感じるのですが、
女体のダイナミックさや艶、構図の迫力など、もう一歩物足りない面も。
また、多少絵柄が時代とマッチしていないかもなぁと思う面も無くはありません。
かなり上手いし、丁寧に描かれていて、
この作画をすべて一人で描いているなんて凄いなぁとは思うんですけどね。
あと、何となく影や光などの画面処理が前巻より軽い感じになったような気もしました。
■ キリコの立場が逆転し調教される側に、という展開までは良かったが……
今回、事前に公式ページであらすじを読んでいたのですが、
そのストーリー展開にかなり期待していました。
それまで魔術を駆使して様々な魔物たちを使役し、人間たちを恐怖に慄かせていたキリコが
人間の罠にはまり、それまでの立場が逆転して調教される。
屈辱感に歯噛みしつつも、凌辱による快楽に翻弄される……。
いやぁ、なんという美味しい展開なんでしょう。
今まで三巻もかけてその高慢キャラを維持してきた分、
その転落、その変わりようにかなり興奮できるはず――
そんな期待感を持って見はじめたのですが……
うーん。
フェラの最中、アナルに指を入れられただけであっという間に屈伏ってどうよ?
それで堕ちるって、あまりに早すぎないか?
いくらアナルは初めてだったとはいえ、精神的に脆すぎました……。
今まで築き上げてきた高慢なキリコのイメージが台無しです。トホホ。
その際、時々浮かべるアヘ顔のビジュアルもいただけません。
キリコのアヘ顔は、白目をむいて口元はにやけ気味のいわゆる「変顔」。
その「変顔」の出来が今ひとつです。
快楽を必死に堪えている、とか、精神がぶっ壊れた……という迫力がなく、
身体中をくすぐられて、笑いをこらえているかのようで、
これってギャグアニメだったっけ? と勘違いしてもおかしくないような変顔でした。
これではいくら気分が盛り上がっても、アヘ顔を見るたびに興が削がれてしまいます。うーん。
■ 「膣内断面」描写を最大限に活かしたプレイだったが……
今回の特徴として「膣内断面」描写が多かったことが挙げられます。
リリアの母親、レイラの尻穴からアナルビーズを一気に引き抜くとき、
キリコへのアナル責め・フィストファック・二本責め、
リリアへの二本責め等々、基本的にすべてのエロシーンに膣内断面が描かれていました。
特にキリコ凌辱シーンは壮絶な断面カットで、度肝を抜かれます。
フィストファックなんて序の口で、子宮口を指で突かれたり、子宮内まで手を入れられたり、
アナル挿入された男根を、子宮から扱いたり。
この衝撃イメージを明確に視聴者に伝えるには
外から普通に描いただけでは、何をやっているかチンプンカンプン。
確かに、膣内断面なくしては成立しないような過激プレイでした。
……なのですが、肝心のエロの面から見てみるとかなり疑問。
絵的には本当に、味もそっけもないただの「断面」なんですよね。
理科の教科書に載っているような人体解剖図そのまま。
描いたところでエロくもなんともない背骨などの余計なものまで描かれているし、
色使いも彩度の高いはっきりしたものばかり。
何より、体内なのに体液的なものが一切感じられず全てが乾いた感じ。
構図も横からのものばかりで、エロスとはまさに正反対。
「今、こういう責めが体内で行われているんですよ」という説明のためには
これ以上なく分かりやすいカットではあったのですが、
あまりに図説的すぎました。
うーん。エロアニメとしてこれはなぁ……。
■ 「何か変わったことをしてやろう」という意欲は買い
ただし、「何か変わったことをしてやろう」「他の作品とは差別化を図ろう」という
スタッフの意気込みは作品全体から感じられました。
実際、責め手だったキリコの立場が逆転し、窮地に立たされるという
ストーリー展開は悪くないと思いますし、
また、好意的に見れば、「ギャグタッチのアヘ顔」も「膣内プレイ」も
従来とは違う、新しいエロを表現しようという制作サイドの意図があったのだと思います。
後は、ビジュアルの処理、迫力だけ。
「アヘ顔」にしても「膣内断面」にしても、
エロとは真逆のビジュアルで、かなり浮いたカット。
せっかくのチャレンジだったのですが、残念ながらエロとして生きてはいなかったなと。
そこら辺をもう少し軌道修正してくれれば、かなり化けそうですが……果たして。
最終巻に期待。
■ 他に気付いた点
・相変わらず、粘液チックなものが一切ない触手描写。
乾いた膣内描写といい、プレイの最中はあまり体液描写がない事といい、
「液体」的なものの描写が苦手なのかな。
ただ、手間がかかるからやらないだけかな。
あるのとないのとでは、ビジュアルの迫力が全然違うんだけどなぁ。
<その他、気に入ったカット>(クリックで拡大・コメント付き)
・キリコ
・リリア
・レイラ
<他の方の感想>
・ナゾクロRed!-謎の赤猫団-様
リリアに思い入れがあったようで、確かにリリア目当てで見るとちょっと肩すかしだったかも知れません……。
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