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[anime] Diabolus~鬼哭~ 上巻「鬼姫の疼き」
(2010.01.09)あまの・よ~きさんデザインのキャラがとても可愛くアニメ化されていたものの、
ストーリー説明が不親切で、陵辱エロシーンも中途半端な作品
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<スタッフ>
レーベル:PoRO
原作:Diabolus~鬼哭~(原作:「Diabolus~鬼哭~」DARK Shelf)
企画:いちもつ堂
プロデューサー:天手毛天
脚本:関町台風
絵コンテ:村上勉
キャラクターデザイン:あまの・よ~き
演出:北千住綾瀬
作画監督:LEE SI MIN/LEE MIN BAE
アニメーション制作/製作/発売:PoRO
販売:株式会社エイ・ワン・シー
<あらすじ>
鬼才・金澤勝眞が企画・脚本を手がけた和風伝奇ADVノベルをOVA化!
剣と美少女をモチーフに、戦う乙女が穢されていく和風伝奇ADVノベル「Diabolus~鬼哭~」のその後を描いたオリジナルアニメーション。
穏やかな日常が戻ってきたはずの小牧真香。
風紀委員である彼女は久しぶりの学園で過ごす時間は安らぎをもたらすはずであった……
しかし、見回りに励む彼女の前に現われたのは……
初回限定版には特典を企画中、またBGMの有無が選択出来る「リアルエクスタシーVer」メニュー付で、音声と効果音のみの臨場感溢れるHシーンが体感できるぞ!
山奥に佇む学院に通う風紀委員の小牧真香は、学院の風紀を守るため、いつものように見回りをしていた。
そんな彼女の元に、真香が大好きだった友人・君塚沙耶子がやってくる。そして彼女との楽しい学院生活を過ごすはずだったが……そんな彼女たちの前に一人の男が現れる。
その男は欲望のままに、学院の女子学生たちを犯し続けていた。
真香は、男から沙耶子を守るため、身体を張って、その男が出してきた要求をのむことに。
「沙耶子を守るためにも……僕さえ我慢すれば……」
校内で、聞こえてはならない風紀委員の乱れていく声が鳴り響く。
あまつさえ、友人の沙耶子が寝ている前で涎を垂らす始末……
「もうダメ……僕イッちゃう……学院の中で……教室で……風紀委員の見回り中にセックスして……イクうぅぅっ!」
男の要求をのみつづけるのは、本当に沙耶子のためなのか。
その疑問には答えられず、ただ身体だけがその行為に答えていくのだった。
<感想>
えーっと……いまいちストーリーの全貌が見えてこないアニメです。
とある事件がひと段落し、再び学園に戻ってきた真香。
ある日の放課後、校内を見回っていると、
以前倒した敵そっくりの男が女生徒を今まさに犯そうとしている現場に遭遇してしまう。
何とか阻止しようとするが、その男の圧倒的な力の前に、真香は屈服。
自らの身体で言われるがまま奉仕するうちに
自分もその官能の虜になってしまうのだった……という感じのストーリー。
ヒロインや敵がどんな能力を持っているのか、どんだけ強いのか、皆目分からない。
アニメストーリー以前の事件が殆ど語られることなく、当然男の正体も分からない。
敵の男とヒロインとは浅からぬ関係にあったようだが、それもはっきりとは語られない。
サブヒロインとの関係も単なる友人以上のものを感じるが、それすらあやふや。
気になったので、原作ノベルゲームの紹介サイトを見に行ったものの、
そこですら、たいした情報はありません。
そもそも、ゲーム自体が今のところDL販売のみで、
目立って売れているというわけでもなさそう。
原画:あまの・よ~き、シナリオ:金澤勝眞 というちょっと豪勢なラインナップから考えると、
そこそこ鳴り物入りで販売されたビジュアルノベルだったようなので、
そこら辺を見込んでのアニメ化ということなのでしょうか。
うーん。それにしても不親切すぎ。
懇切丁寧にこれまでのストーリーを全て語れとは言いませんが、
せめてある程度ストーリーの全貌が分かるような回想シーンでも入れて欲しかった……。
……まぁ、エロシーンの出来がよければ、個人的には全然OKなのですが。
■ あまの・よ~きさんキャラとアニメキャラの相性がいい
キャラクターデザインがあまの・よ~きさん。
数年前はかなりエロ漫画でその名前を馳せていた方で
現在は当時のような大活躍とまでは行きませんが、
携帯漫画やイラストなどを中心に、堅実に活動しています。
とは言え、なぜ「今」あまの・よ~きさんなのだろうと
ちょっと疑問に感じていたのですが、アニメを見て納得。
輪郭が明確で色使いもメリハリあるあまのさんのキャラクターが
非常に可愛くアニメナイズされていました。
あまのさん独特の、黒目がちな瞳あたりが特に可愛く描かれています。
言われてみれば、もともとあまのさんの絵柄って、非常にアニメ向きなんですよね。
なんで今まで使われてこなかったのか、逆に疑問を感じたほどです。
■ 欲望のままに行動する陵辱者。彼に対峙するヒロイン――の割には……
この作品、欲望を抑えることが出来ず、所かまわず学園の女生徒たちを犯そうとする男に、
戦うヒロインが自らの身体で奉仕し留めようとする話――なのですが、
蓋を開けてみれば、Sっ気のある男とMっ気のある女が
ちょっと激しいセックスを学園内のあちこちでしているだけにしか見えません。
いつの間にか陵辱者の言いなりになって校舎の裏でやられたり
教室で言われるがまま自分で服を脱いでやられたり、体育倉庫でブルマ姿でやられたり……。
本格的に戦いもしないで、最初から諦めているかのように自ら身体を開き、
ちょっと股間を撫でられただけで感じ始めるヒロインの姿は
お前「戦う少女」じゃなかったんかい!と突っ込みたくなるほど。
そのプレイも、ただ普通に犯しているだけ。
アナルもなければぶっかけもなし。激しいピストンもイマイチ。
自分が誰かということすら記憶のない男が、
自分の欲望を抑えきれず手当たり次第に少女を犯し続ける……
という設定から受けるイメージとはまったく違った普通のプレイばかり。
まぁ、陵辱者とヒロインには、浅からぬ因縁があるらしいので、
そこら辺を配慮してのエロシーンだとは思うのですが、それにしてもなぁ。
欲望のままに行動する陵辱者と、彼に対峙する戦うヒロインというキャラ設定から
正義の戦うヒロインが、敵の圧倒的な力に敗北し、
その屈辱感に涙を浮かべつつも、仲間を守るため自ら奉仕し身体を開き、
欲望に任せた野獣のような荒々しい陵辱を受ける――
こんな展開を期待していたのですが、完全に肩透かしでした。
少なくとも、陵辱者に言われるがまま、ヒロイン自ら服を脱ぐシーンは、
もう少し心の抵抗や屈辱を感じさせるような、多少の外連味を出してほしかった所。
うまく描けば、かなりの見せ場になるのに。
■ 気づかれるかもしれないという緊張感を前面に押し出したセックスシーンだが……
一応、本作のエロシーンの特徴として「緊張感のあるシチュエーション」が挙げられます。
・ソファで寝ている親友を横に、ヒロインが陵辱されている。
・体育倉庫で犯されていると、学友がヒロインを探しに入ってくる。
この「第三者に気づかれてはいけない」という緊張感のある二シーン、
シチュエーションとしては悪くないのですが、双方のシーンともなんだか中途半端。
親友の横でのシーンは、後背位でただやっているだけ。
体育倉庫のシーンでは、学友が入ってきたらピストンすら止めてしまう体たらく。
一応、親友の横で陵辱されているシーンでは、
口元に手を当て、必死に喘ぎ声を抑えようとしている姿が
それなりに切羽詰った感じでいじらしく描かれていたものの、
結局、双方のシーンとも、相手はまったく気づく様子がなく、終了。
一体なんでわざわざこんなシチュエーションを設けたのか……。
例えば、親友の横で陵辱されているシーンでは、
ソファで横になっている親友の顔を跨ぐような体位にして、
股間からあふれる愛液をかけるとか、
体育倉庫のシーンでは、学友が入ってきてもピストンは続けて、
ヒロインが必死になって喘ぎを抑える姿を描くとか、
そういうギリギリの緊迫感を描いて、もっと盛り上げて欲しかった。
陵辱者には、周囲にばれてはいけない事情などまったくないのだから、
相手の意図など構わず。思う存分ヒロインの身体を貫いていればいいのです。
……うーん。ぬるい。ぬるすぎる。
あまの・よ~きさんデザインのキャラがとても可愛くアニメ化されていたものの、
ストーリー説明が不親切で、陵辱エロシーンも中途半端な作品でした。
<気に入ったカット>(クリックで拡大・コメント付き)
・校舎裏
・とある教室で処女喪失
・親友の横で
・体育倉庫マット
・ラスト
・おまけ
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