屑男のエロスクラップ

＜評価＞　内容：☆☆☆☆★　　作画：☆☆☆★★　　抜き：☆☆☆★★

キモオタや不良少年たちの性欲処理生活ならではのハードなプレイ内容は悪くないが、
どのシーンももう一歩迫力が足りず。過激なプレイの割には強烈な印象を受けない


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＜スタッフ＞

レーベル：メリー・ジェーン
原作：PCゲーム「私の知らない妻の貌」（アイル）
企画：一刀斉ぽんず
プロデューサー：宍戸梅毒／魚橋月路／渡嘉敷八起
脚本：関町台風
キャラクターデザイン／総作画監督：舛舘俊秀
作画監督：服部憲知／Kim Hyun On
監督／絵コンテ／演出：志水慎一
制作：Studio Eromatick
製作：メリー・ジェーン



＜あらすじ＞

新ブランド「メリー・ジェーン」始動。

アニメならではの過激な演出にこだわり続けていこうという理念のもとに、すべてのアダルトアニメユーザーに見てもらいたい、こだわりのエロティックな演出をぎゅっと濃縮。
巧みなエロス表現は、ヘビーユーザーだけではなくアダルトアニメ未見の方にも満足していただけるはず。
まずはご覧あれ。真のエクスタシーをご堪能下さい。

剥ぎ取られた良妻・一花の貌

落ち着いた佇まいで良く気が付く自慢の愛妻「帯刀一花 （旧姓：斎）」とは、結婚して数年経つが、今も新婚のようにアツアツな生活を送る帯刀雅人。
そこでは一花の手料理に舌鼓みを打ち、幸せな会話を交わし、夜の寝室では、スケスケのネグリジェ姿の一花に興奮し、激しく濃厚に絡む雅人、激しく揉みしだかれた一花の巨乳からは母乳が吹き出るのであった。
そんな幸せな結婚生活を噛みしめている雅人の元に、一通の封筒が送られてくる。
中には、「斎一花の真実」とかかれた一枚のDVDが入っていた。
いぶかしながらもDVDを再生してみる雅人。
画面に映し出されたのは、愛妻である一花が、オタクの変態男山崎に処女を奪われる様子を映し出した映像であった。
執拗な山崎の責めに失禁してしまう一花。
偶然現れた不良の佐々木に助けを求めるのだが、無慈悲にも佐々木は薄笑いを浮かべながら、一花を再び蹂躙する。
貞淑な妻だと信じていた雅人の元に送られてきた1枚のDVDの映像に、雅人は信じられない程興奮している自分を発見するのであった。



＜感想＞

一通のビデオレターによって、妻の裏の貌が発覚し、
仲睦まじく幸せだったはずの家庭が変容していく姿を描いた作品。

今巻では、妻・一花の学生時代が中心。
当時受けた処女消失レイプ、凌辱、精液便所生活等がメインに描かれています。



■ 夫婦セックス、悲壮感、リョナシーン、ハードプレイ、全てがそれなり

この作品、酷く出来が悪いというわけではないのですが、
ここに引っかかるとか、ここが見所といった感じの
強烈に印象に残るポイントがあまりありませんでした。

一応、ストーリーのエロポイントをちゃんと押さえられていて、
それぞれの要素をそれなりにまとめ上げてはいます。

・幸せな夫婦生活でのセックスシーンでは、貞淑だったはずの一花が、
　母乳を吹き出したり、夫の上に乗ったり、アナルセックスを期待したりと
　普段とは違う事を匂わせたり。

・学生時代の凌辱では、抵抗する一花に
　腹パンチや裏拳をくらわせるといったリョナシーンがあったり。
・パンティ越しに放尿したり、
　尿塗れのパンティで股間にこびりついたザーメンをぬぐい取られたり、
　尿とザーメン塗れのパンティを口に入れられたり、
　さらには、アナル内にたっぷり放尿されたり、大便とともに排出させられたり。



貞淑なはずの妻が匂わせる淫乱好色っぷりや
キモオタや不良少年たちの性欲処理生活ならではのハードなプレイ等、
エロパーツはちゃんと揃っていて、基本的に悪くはないのですが、
どのシーンももう一つ迫力が足りないので、イマイチ興奮できません。

リョナシーンでは、殴られた一花にもっと痛々しさが欲しかったし、
排泄シーンでは、もっと切迫した感じを出して欲しかった。
そこら辺、全然描かれていなかったというわけではなかったんですけどね。
ダイナミックな構図も多かったし、泣き声混じりの喘ぎもまぁまぁ迫力あったし……。
うーん。どこがどう悪かったという明確なものがあるわけではないのですが、
どうも全てにわたってもう一歩突きぬけず、何かもう一つ足りない感じでした。



■ 他に気付いた点

・作品冒頭、夜の公園での半裸放置プレイは、つかみとしてはかなり良かった。
　荒い息使いに合わせてゆったりと上下するおっぱいのアップ、
　ボンデージ姿で公園内に佇む非日常感、
　尿意を堪えきれずその場で蟹股にしゃがみ派手に放尿する猥褻な姿――。
　それらが月明かりと街灯のライティングによって、美しく妖艶に描き出されていました。


・タイトルから、典型的な寝取られ作品かと思いきや、
　この巻ではまだ、寝取られ展開にはならず。

・郵送されてきたビデオレターを夫に渡したのは一花。
　その時の微妙な表情を見る限り、その中身は知っていたということか？
　ある意味、夫との決別をもう覚悟しているのかな。

・エロアニメで描かれるパンティ越しの放尿はどうしていつも勢いよく噴き出すのか？
　ああいうシーンなら、まず、漏らした尿の染みがパンティに広がって、
　そこから真下にダダ漏れするなり、太腿を伝って流れるなりが普通だし、
　その方が全然エロイと思うんだが。

・脱糞も同様。勢い良く派手に出せばいいってもんでもない。

・新レーベル「メリー・ジェーン」、第一弾がこの出来か……。
　うーん。微妙……。



＜気に入ったカット＞（クリックで拡大・コメント付き）

・学生時代の一花 凌辱



・おっぱい