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[novel] MEGA-MIX NOVELS イレイザー凛音 淫獣の学園 (葉原鉄×呉マサヒロ)
(2008.06.01)分岐(小説+コミック)という新しい試みは
面白いが、肝心の漫画部分が弱い 感想を読む >>
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<あらすじ>
学園を覆う淫魔の触手!
闇から闇へ、歴史の裏であやかしと戦い続ける一族がいた。妖気を取り込み、鬼の力をもって怪異を滅ぼす冷厳なる戦士―竹(地狗)の里の一族。
いま、強大な力を持ったあやかしが、遼星学園を異界-『蓬莱』へと変えつつある。犬上凛音は地狗の一員としてそれを防ぐため、遼星学園へと潜入するのだった。
あやかしを殺戮することしか知らない凛音にとって、学園生活は戸惑いと驚きの連続。それでも、友人になったあしたと心を通わせ、凛音はつかの間の安らぎを覚える。
だが、あやかしによって張り巡らされた罠に堕ちた少女剣士を待ち受けていたのは、心を削り取られるような淫らな凌辱だった!
人気作家が放つドラマティック美少女ノベル!
<本文の感想>
人間界進出を企む魔物vsそれを阻む人間側の秘密組織という
オーソドックスなエロ伝奇もの。
ただ、敵の親玉に人間味を持たせて主人公と心を通わせ、
物語に厚みを加えている点などは
二次元ノベルズではここ最近お目にかかれない方向性であり
結構新鮮でした。
分岐小説という形式も近年お目にかかれなくなって久しく、
懐かしくもあり、目新しくもあり。
分岐の構成も分かりやすく、どのラストに到達しても
ストーリーとして一本筋が通っていてなかなか楽しめました。
エロシーンは「ぶっかけ授業」「同級生→猪人間によるふたなり輪姦」
「レズふたなりフェラ」「地下室での魔物によるロリ輪姦」
「蛸型魔物によるふたなり交尾」「出産ぶっかけ」等々。
ふたなり率が高いです。
エロシーンの数は多いですが、分岐小説の宿命なのか
それぞれの描写があっさり気味。
枚数をかけてじっくりねっとりと一シーン一シーン描き込まれた
二次元ノベルズのエロ描写に慣れてしまった身としては
少々物足りなく感じました。
また、エロ全体として凌辱的な「和姦」に終始している点も
若干疑問。
上記エロシーンの「同級生→猪人間によるふたなり輪姦」以外は
授業の一環として・魔物が可哀相だから・敵を愛したから
などの理由でヒロインは最初から相手を受け入れてしまっているので、
伝奇エロとしてはエロが中途半端の印象は拭えませんでした
(まぁ凌辱ばかりが伝奇エロではないとは思いますが)。
徹底的な凌辱やラブラブ和姦など
色々な方向性のエロシーンを設けて個々のマニアに媚を売るよりは
ある程度絞ってその道のマニアの満足度を高めようとする、
その一貫した構成意図は分かるのですが、
ただ、挿絵の絵柄やストーリー構成自体、
読者に凌辱エロを期待させるものであったことを考えると、
エロ描写として凌辱的な「和姦」を基本とした点に関しては
疑問に感じるところです。
また、主人公が鬼に変身した状態でのエロシーンが
それほど印象に残るものではなかったことも減点対象。
力の象徴である鬼の姿での凌辱はヒロインの完全敗北を意味する為、
かなり興奮できるエロシーンに出来るのに、勿体無いなぁと感じました。
<挿絵・漫画の感想>
表紙を見ていただければ分かると思いますが、
凛々しい顔立ちと快楽に喘ぐ顔のギャップが激しく、
かなりエロくていい感じだと思います。
ただ、本文挿絵でのエロ顔のバリエーションは
少なかったかなとも思いますが。
本文中の白黒絵では構図的にもう少し見せ方が
あったんじゃないかなという印象を持ちました。
画面的に収まりが悪かったり、線の強弱が少なく
平板な絵になっていたり。
ただ、主線やプロポーションのラインを見る限り、
充分エロスを感じる絵だと思うので
そこら辺は挿絵の枚数をこなしていけば
こなれていくのではないかと思います。
個人的には、一番気に入っていた挿絵
(←屈強な男が逝っちゃっている主人公の頭を地面に押さえつけ、
後背位で犯し捲くっている絵 ・クリックで拡大)
の凌辱シーンが実は大して重要ではないおまけ程度のシーンで
数行程度で終わってしまってガッカリ。
この絵のような、
「強いヒロインを力ずくでガツンガツンと犯し捲くる」路線で
攻めてくれれば、自分としてはもっと面白く読めただろうな
と感じました。
(って、完全に自分の好みですが……)
←もう一枚のお気に入りの絵。
顔が逆さ状態でのぶっかけシチュが大好物なのです。
汁描写はもう一歩。
また、「小説と漫画のコラボ」と大々的に謳っていた割には
漫画の出来がお粗末だったのはかなり残念でした。
漫画のラストは快楽堕ちだったのですが、
快楽に堕ちる過程があっという間で凌辱描写も駆け足気味。
枚数との兼ね合いから考えると仕方ない面もあるとは思うのですが、
もう少し何とかしようがあった気がしないでもありません。
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