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[novel] リアルドリーム文庫001 媚肉嬲り 人妻は淫獄に堕つ (御前零士×旅人和弘)
(2008.07.30)一冊まるごとかけて人妻を肉奴隷に堕とす描写に徹しきる、
その執念に二次元ノベルスには無い魅力を感じた 感想を読む >>
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<あらすじ>
(こんな男で感じてしまう、淫らな織恵を許して……っ)
熟れ盛り二十九歳の貞淑な人妻を襲う肉悦の数々。誓約書を盾に、艶めく唇を剛棒で汚され、Eカップの豊満な乳房を陵辱者に揉みしだかれる。肢体を縛られ蜜壺を犯され続けた織恵は、悦楽の波に揺られながら下劣な男に身をゆだねてゆく!
<本文の感想>
6月に新創刊されたリアルドリーム文庫第一弾。
これまでのキルタイムの刊行物は
若い男女が現実にはほぼありえないファンタジーなシチュエーションで
くんずほぐれつするというのが基本路線でしたが、
リアルドリーム文庫は現実的な舞台、かつ人妻や女教師など
登場人物の年齢層も従来より高め。
まぁ挿絵付きフランス文庫と言えば身も蓋もないのですが、
まさにそんな感じです(公式ブログでもそう言っている)。
新創刊という事だし、どんなものか一度試しに読んで見ようと手に取った作品です。
2冊同時刊行だったのですが、もう片方はショタっぽかったので迷わずこちらを選択。
一夜の不注意から中年男に脅迫され身体を許してしまい、
その後ずるずると関係を続け、最後には肉奴隷にまで堕ちてしまう人妻、
というあまりにもありがちな話。
実際プレイ自体も
真珠入り・フェラ・異物(人参)挿入・アナル・舞台の上で公衆羞恥オナニー・公衆輪姦など、
今更感のあるものばかり。
しかし、脂ぎった中年男、生田がその真珠入りチンポで人妻・織恵をじわじわと追いつめ、
自分の雌奴隷に仕立て上げていくだけの、ある意味単純過ぎるストーリーを
一冊まるごとかけて延々と描ききったその粘着質でひたすら濃い、劇画チックな描写は
バトルや敗北などある程度起伏のあるストーリー主体の二次元ノベルズでは味わえなかった
新鮮な興奮を感じました。
また肉奴隷に堕ち切った後の、夫に隠れて行なわれている乱れた性生活まで
一章分割いて描写するというのも二次元ノベルズにはあまりなかった形式であり、
織恵が堕ちた暗黒の深さがより印象付けられます。
ノベルズでは性の対象が「強い女性」という制約があるため
堕ちていく展開があまりに安っぽいものだと途端に白けてしまいます。
しかし、この文庫シリーズでは普通の一般人が被虐の対象なので
ある程度のテンプレ展開でもそれなりに許容でき、
凌辱シーンにひたすら没頭出来たというのも
この作品の高評価に繋がったのではないかと。
(個人的にこの手の作品を読みなれていないというのもあるかと思いますが……)
ただ、あまりにありがちなこの話の中で、
「情事がばれ、夫の目の前で中年男に織恵が犯され徹底的に乱れまくる」
という展開だけ欠け落ちていました。
まぁ無くても充分成立する話ですが、これだけ典型的な物語を展開しておいて
このシーンだけないというのはちょっと不思議に感じました。
<挿絵の感想>
本文に負けず劣らず肉感的で濃い絵柄。
若干固すぎなのではとも思えるほどシャープな描線と
くっきり描かれた目鼻立ちにより
劇画とはまた違ったライトな濃さを感じます。
若干バランスがおかしいかなと感じるイラストもありましたが
旅人和弘さんの描く胸や尻の圧倒的な量感は
ノベルズの挿絵ではあまりお目にかかれません。
修正は今の時代にしては濃い印象。
成年マークなしが影響しているのかも知れません。
あと、挿絵の枚数が5枚しかなく、物足りなく感じました。
フランス文庫に差をつける為のせっかくのアドバンテージが
あまり意味を成していません。
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