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[anime] カフェ・ジャンキー 1st.「Caffe Macchiato」
(2008.11.07)交錯した愛憎劇をハーレム萌えアニメの手法で描いた意欲作
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<スタッフ>
ブランド:鈴木みら乃
原作:『カフェ・ジャンキー』(ブルーゲイル)
企画:姦三
プロデューサー:シャセイニヤケ
監督・演出:野火止用太
脚本:PON
キャラクター原案:辰波要徳
キャラクターデザイン:置弓枷
作画監督:服部憲知
製作:(株)エイ・ワン・シー
<あらすじ>
従順なる「巨乳妹」「美尻姉」の牝マリアージュは「倒錯」への序曲(プレリュード)
鈴木みら乃がおくるエロティックカテゴライズの新機軸は「倒錯」。「極めていやらしく」のコンセプトをもとに人気PCゲームを映像化!
好きであるが故に逆らえず、想いのままに応える媚肉たち。成熟した肉体(カラダ)と未成熟な精神(ココロ)のアンバランスな少女たちが奏でる「淫靡」な交響曲(からみあい)!
何も求めず、ただ好きな人への忠実な想いは、あらゆる恥辱に応えてしまう淫靡な切なさ。巨乳、媚尻の少女たちがどんな辱めにも耐えて応えるいじらしさ。それは儚くもいやらしく、切なくも淫靡!従順な少女たちのあけすけな痴態を堪能せよ!!
幼なじみのお姉さん「楓」の頼みで急遽喫茶店の留守番をすることになった、「優」「七海」「くるみ」の三人。
泊まり込みでの3日間。楓に対して憧れを抱く優は、大学を卒業後地元に戻るという楓を待ち焦がれている。そんな優に対して想いを寄せる七海とくるみはそれぞれが、内緒で優に対して、想いを打ち明ける。「都合のいい女」でも構わないというそれぞれに対して、楓に想いを寄せながらも、流されるままに関係を結んでしまう優。
一方、その楓の口からは優の親友である「伊集院」の名前が頻繁に出てくるようになる。一度しかあったことのない親友の名前に疑いつつも確証の得られない優は不安に。その苛立ちは、七海とくるみに向けられることに……。
優の強引な辱めにもそれぞれが競うように応じる七海とくるみ。それはいつしか「倒錯」という甘味なる匂いを放ち始め……
<感想>
本命の女性「楓」がいながら、二人の女性に告白され、
「据え膳食わぬは武士の恥」とばかりに美味しく頂いてしまう主人公「優」。
……と、出だしはありがちなハーレムエロアニメなのですが、この作品が特殊なのは
主人公が相思相愛だと思っていた女性に、別の男性の影がちらほらと見え隠れし始める点。
しかも、その男性は主人公の親友かも知れない……
疑心暗鬼に駆られる主人公は、その鬱積した思いを叩きつけるかのように
慕ってくる女性たちと倒錯的な激しい性交を繰り返す……
といった感じのストーリー。
なよなよした主人公がみんなに愛され、周囲の思いを一切考えず好き放題やって、
それでも主人公は誰からも恨まれること無く何故か最後にはみんな幸せになる
といったようなお約束的なハーレムものに常々疑問を持っていた自分にとって、この作品は画期的。
自分のやっていた非道がそのまま自分に返ってくる時、果たして主人公はどんな行動を取るのか、
ハーレムストーリーがその定番を外すと、
一体物語はどこに向かっていくのか、そういった緊張感や
また、疑心暗鬼に駆られつつも自分の欲情のままに目の前の肢体を貪ってしまう
その淫靡な背徳感をこの作品には強烈に感じます。
作画はエロアニメではもうベテランの服部憲知さん。
作品ごとに出来不出来の波が激しく、
土支田監督のような優秀な人の下だとかなりの実力を発揮する人という印象です。
で、今作品の監督、野火止用太さんは、放課後2で土支田監督の下、絵コンテ・演出を手がけた人。
そのときの作画監督は服部さん。その時一緒に作品を作ったこともあってか相性は抜群でした。
むっちりとした重量感のある胸・太腿・身体つきや
アニメ的にパターン化されたコケティッシュな表情など、
その才能が遺憾なく発揮されています。
(個人的には服部さんの最大公約数的な無難すぎるデフォルメ顔や、
プラスチックのような色使い・陰影・質感がちょっと苦手。あくまで好みの問題ですが)
エロシーンもなかなかの出来。
土支田監督→野火止監督の流れが充分に感じられる拘りがあちこちに見受けられました。
フェラシーンでは単に口に入れるだけではなく、
舌先で竿裏をくすぐったり竿自体を大きく動かしたり、玉袋を思いっきり吸い込んだり、
口で股間のチャックを開けたりなど、
そこかしこにエロ工夫された演出で、見ていて飽きがきません。
カフェ裏手、路地裏での屋外プレイも、片足を上げさせて太腿を強調したり、
赤ん坊におしっこをさせるような格好で抱えあげて尻のまろみを色気たっぷりに描いたり。
土支田監督の作品同様、それぞれのシーンで魅せたいエロがかなり明確化され、
なおかつその魅力がきちんと描かれているため、すんなりと没頭できました。
次巻では果たして楓の寝取られは見られるのか、
それとも大抵のハーレムもののように、
ご都合主義的なし崩し的に問題は解決されみんな幸せになって終わってしまうのか。
期待感は高まります。
個人的には壮絶な寝取られシーンが見たいのですが、果たして……。
他、気になった点
・時間軸を錯綜させ見せる順番を変えて、いい所だけをピックアップする手法も土支田監督譲り。
まぁ、今回程度なら問題ないのですが、やりすぎには注意して欲しい所です。
・ロリが若干入ったくるみはもう少し未成熟感を出して欲しかったかも。
大きい胸は大好物なのだが、七海とくるみの体型に差が見られなかった。
<その他のお気に入りカット>(クリックで拡大・コメント付き)
・くるみ
・七海
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