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[anime] 催眠学園 後編
(2008.11.15)ストーリーに起伏を持たせたのはいいが、肝心のエロが……
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<スタッフ>
ブランド:バニラ
原作:ブラックレインボー
監督・演出・絵コンテ:杉並大福
キャラクターデザイン・作画監督:杉並大福
脚本:高田五郎太
色彩設計:黒猫
美術監督:せいほう堂
アニメーションプロデューサー:須永達郎
アニメーション制作:Y.O.U.C
<あらすじ>
ふとしたきっかけで、手に入れた「催眠導入機」。
学園で嫌われ、相手にされなかった村越がこれを使い学園中の人間を意のままに操る。そこに転入してきた「矢野みどり」が信じられないことに、村越に告白してきた。
半信半疑ながら、心が震える村越。今日も廊下で学園のアイドル「倉沢さなえ」に催眠をかけバックから突きまくっているが、ふと気が付くと、陸上部に体験入部したみどりを見ている。
村越に気が付いたみどりは明るく手を振ってくれる。一方、学園長が失脚して学園長代理に納まった高崎真弓に対しては前も後ろも口もしっかりと奉仕させる。身体だけは反応する真弓に、「矢野みどりには催眠をかけていない」と指摘される村越。
いつのまにかみどりを愛する自分を自覚させられる。ついにみどりと二人きりになり「電気消してほしいな…」そんな頼みも言いなりになる村越。
このままみどりを愛していきたいと思っていたのだが……!
<感想>
一昔前のSFに出てくる光線銃のような「催眠導入機」を使い、
身近にいる女性をひたすら食いものにしていくストーリーの後編。
前編ではひたすら催眠と称した良く分からないレイプ行為に終始していたため
ストーリー自体には全く展開がなく、
いわゆるありがちなエロシーンの羅列アニメ、抜きアニメとなっていましたが
(別にエロシーンの羅列アニメを批判しているわけではありません。為念)、
後編ではストーリーに展開があり、それなりに先が気になる構成になっていました。
後編のストーリーをざっと紹介。
「催眠導入機」の虜になってしまった主人公、村越は
心の底から愛する女性、みどりを得て次第に人間性を取り戻すも、
みどりが自分を慕うのは「催眠導入機」によるものだった事に気づかされる。
失望した村越は、みどりを女性に飢えた同級生たちに慰みものとして与えてしまう。
肉体的にも精神的にもボロボロになったみどりは、
村越への感情は導入こそ「催眠導入機」によるものだったが、
次第に本当の愛に変わっていたと告白。
唯一人信頼できた彼女を失い絶望した村越は二度と学園に姿を現すことはなかった。
まぁありがちといえばありがちですが、一応展開が二転三転して起伏を持ち、
また村越が人間性を取り戻したり再び狂気の沙汰を繰り返したり、
裏切られたり裏切ったりと様々な面を見せてくれます。
周囲の人間を信用できないが故に
他人を意のままに操れる便利な機械に翻弄される村越の哀しさみたいなものが
明確に伝わってきて、ストーリーに関しては前編より楽しめたような気がします。
ただ、エロに関しては前編よりも出来が良くありませんでした。
一言で言えば、「単調」。
リピートの尺は長いし、構図も体位もありきたり。表情も変化が乏しく色気がありません。
キャプチャー画像の枚数が示すとおり、一枚絵でのエロさ面白さすらあまり感じませんでした。
そんな中、それなりに見応えがあったのは、校舎の窓から部活動に勤しむみどりを眺めつつ、
学園のアイドル、倉沢さなえをレイプしているシーン。
「部活動で汗を流す健康的なみどり」と「喘ぎ捲くる淫乱な姿のさなえ」が
意図的に対比されていて、ちょっと感心しました。
男根を咥え込むさなえの股間がアップになると、次はみどりのブルマのアップ、
校庭のトラックを走るみどりの弾む胸アップの次は、揉みしだかれるさなえの胸のアップ、
みどりの顔のアップの次にさなえの喘ぐ顔のアップ、といった具合。
視聴者は自然と、さなえの淫乱な姿にみどりを重ね、
みどりはこれからどんな痴態を見せてくれるんだろうという期待感がより高まります。
とはいえ、みどりのキャラがイマイチ立っていないので
そういった演出の工夫も最大限に生かされていたとは言い難い感じ。
これで聖母的な不可侵性など他の女性たちとは何か違う特別な位置づけがみどりにされていれば、
演出の工夫によってその痴態を想像させるだけで、かなり興奮させられるとは思うのですが、
いかんせん、みどりのキャラクターにはアピールポイントがなく、
ビジュアル的にも他の女性キャラと大して変わらず、いたって普通。
そんなみどりの痴態など、別に凝った演出などしなくても容易に想像つくレベルなので
せっかくの演出が、ちょっと勿体無かった気がしました。
ストーリーに関しては前編より進歩はあったものの、エロに関しては大して変わらず。
やはりバニラ作品ではストーリーとエロの両立は難しいか……と感じた作品でした。
以下、他に気になった点。
・放課後とはいえ校舎の廊下でのあけすけなセックスプレイに違和感を感じました。
舞台が舞台なので、いつ誰が通るか分からないという緊張感がちょっとでも欲しかった。
・一定時間になると催眠が解ける設定なのか、そうでないのか、そこら辺あやふや。
・主人公の肌の色艶が悪すぎ。服を着ているときは気にしなかったけど、
裸であの色は流石に気持ち悪い。死人のような色。
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