スポンサーサイト
(--.--.--)新しい記事を書く事で広告が消せます。
[anime] 真・燐月 上巻 真・祈り編
(2008.11.24)質は申し分なし。ただ、エロシーンにメリハリがなく若干散漫な印象
感想を読む >>
←画像クリックでも
感想ページに飛べます
拡大画像はこちら
公式ページはこちら
下巻 の感想へ >>
<スタッフ>
ブランド:Platinum Milky
原作:Selen
プロデューサー:村上幸太郎・太多秀太
キャラクター原案:カワギシケイタロウ
キャラクターデザイン・脚本・監督:マサぷく
製作・発売・販売:株式会社ミルキーズピクチャーズ
<あらすじ>
物の怪の呪いに立ち向かい、真実の愛へ突き進む……。
Selenの人気PCゲームが新レーベル『プラチナミルキー』第1弾にて堂々のアニメ化!
その昔、燐堂一族は一匹の物の怪によって邪悪な呪いをかけられてしまう。それは、男児がまったく産まれなくなるというものだった。
その呪いを回避するためには、三代ごとに霊力の強い一族の娘と子供をもうけなければならないという。以降、燐堂家は緋月家を家臣として重要するようになり、また、三代に一度、緋月家と血を交える役目を負った燐堂家嫡子は「継承者」と呼ばれるようになった……。
時は流れ、現代の燐堂の継承者となった直人。その彼の許婚の緋月鈴音が、不慮の事故で死亡してしまう。果たして、直人は継承者の役目を無事に果たせるのか !?
<感想>
MS PICTURESが送る新レーベル「Platinum Milky」第一弾作品。
どこかで読んだ記事には、Milkyよりさらに質にこだわるレーベルとかって
書いてあったような気もしますが、今ネットで探したらどこにもそんな記事はないですね。
うーん。今夏リニューアルして、完全に一軍二軍作家を分けた「メガストア」と「メガストアH」
みたいなものでしょうか。謎です。
過去に交通事故で死んだと思われていた婚約者鈴音を生き返らせるための霊的パワーを
集める為、直人は緋月あゆみと性交を繰り返す。
直人の鈴音に対する思いを知った上でそれでもなお直人に思いを寄せるあゆみ。
その感情を知りつつ身体を重ねる直人。
それぞれの入り混じり交錯しあう感情を、濃厚なエロで美しく描きあげた作品。
「Platinum Milky」の名前が示すとおり、作りはこれ以上なく丁寧で
質に関しては、地上波アニメと比べても遜色ない位の申し分ない作品でした。
作画は終始安定していて崩れる事はなく、
ちょっと「すめらぎ琥珀」さんの描くアヘ顔に似た独特の表情や
柔らかそうな肉体が艶かしく描かれています。
(キャラ原案のカワギシケイタロウさんの絵とは似ても似つかないものになっていましたが)
画面効果も、髪の毛のハイライトやシャドウの精密さ、夕陽の入射光の美しさなど
若干くどすぎるような気もしますが、かなり細かい所まで丁寧に処理されて、なかなか感心。
エロの構図もなかなか凝っているし、内容もそれなりに濃密。
フェラでは顔の角度を小刻みに変えたり、指で亀頭を執拗にいじり倒したり、
キスでは唇をまるごと吸い取るような吸引だったり、舌を小刻みに動かしてみたり、
乳首つまみでは勃起する過程をきちんと描いたり(地味すぎて気づかないぞ)。
特に、胸の独特の柔らかさは目を見張るものがありました。
従来、エロアニメで描かれる胸の柔らかさといえば、
「身が詰まった、揉む手を押し返すような弾力感のある柔らかさ」が基本でしたが、
この作品では
「揉む手がどこまでも沈んでいくような、吸い込まれるような柔らかさ」。
ピストンでの胸の弾みも今までのエロアニメには描かれなかったような縦横無尽な歪み方で
新鮮な感動を覚えます。
体育倉庫での体操服プレイでの服の弛み動画は、その内側にある胸の重量感まで感じられて
まさに着衣ならではのエロという感じ。
ただ、エロシーンがいっぱいありすぎて、一つ一つのシーンがちょっと散漫に感じました。
物語説明が済み、いざ鈴音を生き返らせるために性的パワーを集めようと
様々な場所・シチュエーションであゆみと性交を繰り返すのですが、
「ベッド・処女喪失」→「体育倉庫での体操服プレイ」
→「放課後、夕焼けをバックに屋上で」→「トイレ・放尿」→「ベッド」と
立て続けにエロシーンが続きます。
小休止を挟む事無く、まさに怒涛のようなエロシーンの波状攻撃。
それゆえ全体として、メリハリがあまりありません。
責められるあゆみにしても、ちょっと嫌がるそぶりを時たま見せはするものの、
基本的に直人を受け入れることには変わりないので、
感情の起伏もなくただやられるばかりで、どうも個々のシーンの印象が薄く感じました。
せめて一シーンでも強烈に記憶に残るような
特殊なシチュエーションでも入っていれば、
印象はがらりと変わっていたのかもしれませんが……。
またこの作品、エロシーンでは主人公を透明にしたり極力画面に出さないようにしたりで
ことごとく男の存在感を消しているのですが、あまりに見事な消しっぷりなので
正直、ひとりオナニーシーンを延々と見せられているかのように錯覚していまいます。
演出としてはウザい男の存在を極力消すというも時にはありかと思いますが、
この作品に限っては、策士策に溺れたかなといった感じです。
他に気になった点。
自分、前作のアニメを全部チェックしているだけで原作のPCゲームは未プレイなのですが、
前作と今回の作品の繋がりが全く分かりませんでした。
あゆみって前作のラストで直人の子供宿してなかったっけ?
それ以前に、あゆみが処女ってどういう事?
よくある、前作とは繋がりないってことでしょうか。
それともそこら辺は後編で種明かしがあり、
なんからのアクロバティックな展開で繋がっちゃうとか。
<お気に入りカット>(クリックで拡大・コメント付き)
・あゆみ
・鈴音
関連ページ一覧
<< [anime] 少女セクト 3時限目 Innocent Lovers | HOME | [anime] 催眠学園 後編 >>
コメント
コメントを投稿する
トラックバック
| HOME |