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[anime] 貴方だけこんばんわ 第二話「誓約」
(2009.10.26)前戯などの雰囲気はそれなりによく描けてはいるものの、
挿入シーンに入ると途端に魅力をなくす、そんながっかりな作品
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<スタッフ>
レーベル:Milky
原作/総監督:梶島正樹
プロデューサー:村上幸太郎
シリーズ構成/脚本:白根秀樹
キャラクター原案:逢摩文七郎
キャラクターデザイン/総作画監督:昭島くじら
作画監督/服部憲知/片岡康治/久我原陸
制作プロデューサー:井上博明/渡辺隆之/渡嘉敷八起
演出:志水慎一
監督/絵コンテ:マイアミ竜
アニメーション制作協力:Studio Eromatick
製作:BOSS
発売:Milky
販売:株式会社ミルキーズピクチャーズ
<あらすじ>
桃香へと憑依する、零子の意図とは…?
屋敷にかざってある「零子」の肖像画…。正吾は学校の保健室で、泣いている零子の幽霊を目撃する。
そんなある日、登校中に正吾は美少女で有名な「瑞智桃香」と出会う。桃香は先日の桃音とのエッチを目撃しており…。
放課後、同級生から桃香との関係を追及される正吾だが、逃げた先が桃香が所属するオカルト同好会の部室だった。
正吾へとエッチを迫る桃香。その桃香へと零子が憑依するのだった。
桃香とのエッチを目撃する桃音と綾音。嫉妬する綾音をよそに、正吾をめぐる女の戦い?が始まるのだった…
<感想>
ひょんなことから、祖父の大邸宅に暮らすことになった主人公・正吾だったが、
何故かメイドやら学校の女保険医やら学園のアイドルやらに
もててもててもう大変!……な話の第二話。
ありがちなハーレムものを軽妙なタッチで描いた作品ですが、
幸薄そうな美少女幽霊が出てきて、さみしそうに正吾を見つめたりするシーンがあったり
謎めいた設定が盛りだくさんだったりで
なんだか若干シリアスな雰囲気も感じられます。
作画に関しては、心なしか第一話よりも安定しているような気がします。
前巻はあからさまに表情が平板だったり、プロポーションが崩れていたりするカットが
目についたのですが、今回はさほど気になりませんでした。
動画に関しては、前巻と大して変った印象はありません。
上半身はさほど動いていないのに派手に揺れる胸、不自然なピストン運動など
いろいろ気になる点こそありましたが、まぁ、エロアニメとしては標準の、中の下レベル。
何と言うか、取り立てて感想もないような出来。
■ 前巻同様、雰囲気作りは悪くない
第一話でも感じたのですが、
この作品のスタッフは、挿入までの雰囲気作りがなかなか上手いなと感じました。
冒頭、風呂場での屋敷のメイド・陽子とのセックスシーン。
おっぱいを押し付けて背中を洗ったり、股間を太ももに押し付けて前後にゆすったりと、
ソープ嬢顔負けのセックステクニックが駆使されています。
下品なプレイの部類に入るこれら一連の行為なのですが、
静かなピアノのBGMに乗せてしっとりと描かれると、抒情的な美しさを感じました。
また、学園美少女・桃香とのオカルト同好会部室でのセックスシーン。
桃香が正吾に迫る姿もなかなか面白く描かれていました。
立った姿勢のままスカートをたくしあげ、パンティをずらしてオナニーを見せつける。
そしてそのままパンティを脱ぎ、ブラウスをたくしあげて胸を露出し、正吾を誘う……
一つ一つの仕草が割と丁寧に描かれているので、
桃香の挑発行為に視聴者も巻き込まれ、自然と興奮してしまいます。
■ 挿入以降のシーンに魅力なし
……なのですが、いざ挿入シーンとなると途端に魅力をなくします。
構図のバリエーションが貧弱で、さほど迫力がなく、あまりエロを感じない。
その割には、エロシーンの尺が長すぎ。しかも使い回しが多い。
なので、見ていて途中でだれてしまう。
後半の桃香とのセックスシーンでは
みんなに見られた方がより興奮するからと、
桃香が部室のカーテンをいきなり全開にして
自分たちのセックスが外から丸見え状態にするが、ただそれだけ。
せっかくの公開露出プレイなのに、
外の人間は部屋で行われている情事には全く気付かず、
部屋の人間も外に見られそうだとか、そういう緊張感もなし。
プレイ面でも演出面でも露出プレイを全く意識せず、
普通にやることやってるだけ。
■ エロよりストーリーを重視するという謎な演出
上記、桃香シーンは、
途中で、正吾の少年期の回想が入ったり、
覗き見していた女医と幼馴染のやり取りが挟まっていたりで
エロアニメのセックスシーンの構成としてこれはどうなの?といった感じ。
エロとストーリーの比重の置き方が完全に間違っているんじゃないかなぁと。
まぁ、確かにストーリー>エロという作品も、あっていいとは思います。
しかし、それはストーリー自体に魅力のある作品に限っての話。
この作品のストーリーにそこまでの魅力は感じません。
挙句の果てには、このシーン、フィニッシュまで描くことなく、
だらだらとピストンを続け、盛り上がりも何もなく中途半端なところで「続く」
……ってなんだそりゃ。
フィニッシュ自体が重要な設定のストーリー
(たとえば、中出しされると敵を倒すパワーが無くなるとか)なら、
次回への引きとしてそれもありかなと思いますが、
(と言っても、エロアニメの構成として非常に不満の残るものではありますが)
この作品は、そういった類の話ではありません。
意味も意図もなくただ単に引き伸ばしただけ。
うーん。抜かせてなんぼのエロアニメを作っているんだってこと、
忘れちゃってるんじゃないですかねぇ。
前戯などの前段階での雰囲気はそれなりによく描けてはいるものの、
挿入シーンに入ると途端に魅力をなくす、そんながっかりな作品でした。
■ 他に気になった点
・第一話でも出てきた異色脇役「イケメンきざ野郎」琢也。
今回もちゃんと登場し、メイドの陽子に目を付けたのはいいが、あえなく返り討ち。
このキャラ、もう少し生かして「寝取り役」にすると
緊迫感が増してちょっと面白くなるんだが……。
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