屑男のエロスクラップ

＜評価＞　内容：☆☆☆★★　　作画：☆☆☆☆★　　抜き：☆☆☆☆★

クライマックスの触手シーンに若干不満を感じたものの、
そこに至るまでのエロシーンはなかなか濃厚に描かれていて、大興奮


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＜スタッフ＞

レーベル：PIXY
原作：Lilith
プロデューサー：村上恒一／show 隈部
キャラクター原案：SASAYUKi
キャラクターデザイン：牛島勇二
作画監督：白金一哉
美術監督：一二三
撮影監督：東郷誠
音響監督：中川達人
制作プロデューサー：室井瑛一
脚本／絵コンテ／演出／監督：牧野行洋
制作：Studio9MAiami
製作：アニメアンテナ委員会



＜あらすじ＞

彷徨う淫らなルナティクスがついに完結！

本作はすでに発売した 『前編』 に後編を足した豪華60分仕様！ しかも映像の大半は濃厚エロス描写で綴る、妹と継母の淫ら映像！
義母・リヒテリの甘言に惑わされた主人公の妹姫・エーファはリヒテリと共に淫らな娼婦のように主人公へ襲い掛かる！
義母のエロ舌フェラ、妹と義母のダブルフェラ奉仕、騎上位責め、フェラ＆ケツ舐め、連続射精責め、etc…など全編淫らアニメの数々！
クリスマス特別パッケージでお届けします！

ある王国に王子と姫君の兄妹がいました。
王子は将来を嘱望された美しき貴公子アロイス、姫君は万国に知れ渡る可憐な美姫エーファ。
二人の存在は王国の明るい未来の象徴でした。

ところが国王が新たにお妃を迎えると全ての運命の歯車が綻び始めます。
お妃の名はリヒテリ、自らの子を王位に据えんと邪なる陰謀を企んでいたのでした……！



＜感想＞

王国を乗っ取るために、王子と姫君を禁断の関係を持たせる継母の策略は
ついに仕上げの段階に入る――
兄妹そして継母の三者による近親相姦を雰囲気たっぷりに描きあげた作品です。

今作、何故か「前編＋後編」セットのみの抱き合わせパックで発売。
値段的には前編だけのものと変わりないので、
今新たにルナティクスを見てみようと思った人にとっては
かなりお買い得感はあるのですが、
前編を定価で買った人にとっては何かやりきれないものが残ります。
一体なんでこんな仕様にしたんでしょうね。
やはり、一連のPIXYアニメシリーズの中では凌辱要素が薄い異色シリーズだっただけに、
前編の売り上げが相当悪かったからでしょうか。
あるいは、前編の発売からほぼ丸一年空いてしまったので、
もう旬を逃したと判断したからでしょうか。
うーん。謎です。

とは言え、このブログエントリーは当然後篇のみが対象。
前編の感想はこちらをご覧ください。



■ とにかくひたすらねっとりしっとり描かれる情交シーン

前巻同様、ぼんやりした月明かりが窓から静かに差し込む中、
生々しい情交を美しくも淫靡に描きあげています。

ブルー系の色で整えた美しい画面。
影を多用して退廃的な雰囲気を持たせうえに、
糸を引いた粘液のちょっとした反射による幽かな光を常に強調、
より淫靡な背徳感を印象付ける画面処理。
熱い息遣いまで感じさせる、画面全体の微妙なぼかし。
淫乱台詞をなるべく抑え、極力喘ぎに徹した臨場感。
姫にセックステクニックを教え込む継母の仕草、
一つ一つ変態プレイを教え込む過程、大人の魅力を感じさせる煽情的な台詞。
全身にねっとりとこびりつく白濁液。
蕩けきった瞳や、その表情など、とにかくエロいの一言。




プレイも、今回はメインを３Ｐに置いているためか、
前編よりバリエーションが豊富で飽きが来ません。
バイブを挿入した上から貞操帯を付けての焦らしプレイ。
ヴァギナを左右から肉棒に押し付け合う貝合わせ。
三人が縦に並んでの愛撫、まんぐり返し疑似男根しごき、疑似射精など、見どころたっぷり。


そこで展開されるプレイはさほど派手なものではないのですが、
作品全体を通して描かれる、しっとりとした雰囲気とねっとりと描きあげる演出に
かなりハマってしまいました。


■ クライマックスの触手プレイがちょっと残念

ただし、クライマックスでの、
継母の妖しげな術による触手乱交プレイはもう一歩の出来でした。

エロシーン単体で見る限りでは、
それなりに迫力も見応えもあったと思うのですが、
その前の妖艶な３Ｐシーンと比べると、
ピストンのリズムや過激さがアップしたわけでもなく、
また、感じ方や高揚感がさほど強烈になったわけでもないので
若干物足りなく感じました。
作品全体のクライマックスエロシーンなだけに、
もっと触手を激しくピストン運動させ、前後左右に揺さぶられる姫君。
嵐のような触手の凌辱に、狂おしく身体を身悶えする姿や表情を見たかった……。


また、王子を快楽の虜にするために
ムカデのような姿をした複乳妖魔に変身した継母の姿も、首をかしげるデザイン。
王子の身体を圧迫するように、無数のおっぱいが所狭しと出てくる画面は
エロティックと言うよりも、気持ち悪さの方が先に立ってしまいました。
ストーリーの都合上、王子と何かしらの絡みが必要なのは分かるのですが、
もう少し何とかしてほしかったです。



クライマックスの触手シーンだけは、ちょっと微妙な出来でしたが
とは言え、それまでの寝室３Ｐエロシーンは総じて濃厚で大興奮。
なかなか中身の濃い作品だったのではないでしょうか。



■ 他に気付いた点

・最初、姫が継母に付けられた貞操帯。
　王子と継母の情交を見せつけられ、ちょっと焦らされたものの、
　その後すぐに外されたのだが、もう少し焦らして欲しかったような。
　結構あっさり外されちゃったので、わざわざ貞操帯を付けた意味がよく分からなかった。

・射精時にはもう少し溜めが欲しかったような。
　苦悶に近い表情に次第に変化する、背筋がのけぞる、身体が痙攣するとか。

・尻に力を入れたカットが多かったような。



・触手がいったん動きを弱めて、鎌首もたげて姫の顔面に狙いを定めて一気にぶっかけ。
　いやぁ、もう大好きです。触手エロの基本中の基本ですな。


・触手エロシーンにあった、王子と姫君の貝合わせならぬ棒合わせ。
　うーん。エロいか？これ。



＜気に入ったカット＞（クリックで拡大・コメント付き）

・姫君エーファ



・継母リヒテリ


・触手