屑男のエロスクラップ

＜評価＞　内容：☆☆☆★★　　作画：☆☆☆★★　　抜き：☆☆☆★★

数あるエロシーンの中で、雑魚キャラ凌辱が一番念入りに描かれているのは何故か


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＜スタッフ＞

ブランド：Milky
原作：BISHOP
プロデューサー：村上幸太郎
監督：ナガイシンペイ
キャラクターデザイン総作画監督：荒澄威志
製作・発売：「姫奴隷」アニメ製作委員会
販売：株式会社GPミュージアムソフト


＜あらすじ＞

　調教、凌辱、襲いかかる数々の悪夢に耐えられるか…

ルーヴェンス王国の王位継承権 第一位を双子の姉・ティータに奪われ、簒奪せんとする妹王女・リーゼ。
邪教を崇拝していたが故に迫害され、辺境の隠れ里に追いやられた挙げ句、王の率いるルーヴェンス軍によって滅ぼされた一族の末裔であり、復讐を誓う魔術師 ウォルド・クロウリー。
二人の出逢いこそが陰惨な凌辱調教劇の幕開けだった…。


＜感想＞

第二王女リーゼの王位権簒奪計画を利用した魔術師クロウリーが
その魔術をもってひたすら宮廷女性を蹂躙するアニメです。

キャラデザインはメリハリの利いたビビッドな色使いが似合う典型的なアニメキャラ。
しかしいわゆる萌え系ではなく、しっかりと芯が通ったデザイン。
作画は安定しているとはいえず、カットごとに顔つきが変わったりしますが、
下手と言えるほどではないので流そうと思えば流せるレベル。


この作品では３人の女性、
侍女エステル、親衛隊隊長ミレーユ、そして第一王女ティータが
クロウリーの魔術で次々と凌辱されていきます。

エステル凌辱では、出会いから前戯、挿入、陥落と
時間をかけて丁寧に描写されていました。
ピストン動画の温さ単調さ、動画の拙さ、作画の不安定さなど
かなり不満を感じる出来ではありましたが、
エステルが力ずくで凌辱されその余りの快感に理性を失う過程が
しつこいくらいの長回しで映し出されるため、
こういうエロスもありだなという気分になんとなくさせられます。
特に首を締めながら突きまくる一連のシーンは、
その被虐的要素も相まってかなり興奮しました。
とはいえ、いかんせん凌辱対象が侍女でありか弱き少女。
ちょっと痛々しい感じが強すぎて、
個人的には何か突き抜けないもやもや感が残ったのもまた事実。

そこでシーンが変わり、満を持してミレーユ登場と相成るわけです。
エステルのエロシーンを考えれば、
当然今回も同じような堕ちる過程を描いたシーンが期待でき、
しかも今回の凌辱対象はエステルのような弱者ではなく
親衛隊長でありまさしく強く気高いミレーユなわけで
心置きなく楽しめそう。ヴィジュアル的にもかなりの好み。
剣を喉元に付きつけクロウリーと相対するシーンでは
そんじょそこらの快楽なんぞには簡単には屈しないという雰囲気を醸し出しています。
この難攻不落とみられる堅物が果たしてどういう手段で屈し、
どんな過程を経て犯され、その高貴なプライドがどのように打ち砕かれるのか、
その期待感で自分の心拍数は増すばかりでした。
そして魔術師反撃のホワイトアウトが明け、自分が見たものは

……すでに裸で後ろから挿入され、快楽に屈し見境なく喘ぎまくるミレーユの姿。

エロアニメでこれだけの脱力したのは久しぶりでした。
エステルのような犯し甲斐のない、か弱いキャラにあれだけのシーンを割り振って
快楽に屈していく姿が目茶目茶映えそうなミレーユは即堕ちって……。

そして３人目、物語的に重要な役割を持つ第一王女ティータも
ミレーユとほぼ同様の即挿入即堕ち。

快楽に屈し、堕ちていく過程が３人とも全く描かれていなかったのなら
「スタッフ分かってない」の一刀両断で済むのですが、
一番どうでもいいキャラだけ丹念に描いておいて
本命の二人は流しぎみって……
何を考えてこういう構成にしたのか、理解不能です。


とはいえ、エステル凌辱での一度イかせた後も
さらにしつこく強い官能を与え続け理性を失わせるシーンは
最近の凌辱アニメで物足りないと感じていた駄目押し部分をちゃんと描いていて
感心しました。
恍惚表情での涎（カットごとに付いていたりついていなかったりしますが）や涙、
潤んだ瞳の描写がやけに印象的だった点も、高ポイント。



凌辱シーンの力のかけ具合さえ間違わなければ、
「作画・動画などかなり荒削りではあるがレイプシーンに勢いを感じる良作」
という評価だっただろうだけに非常に残念です。



以下余談。
チンポが透過光っていつの時代の手法だよ……



＜お気に入りカット集＞（すべてクリックで拡大・コメント付き）

ミレーユ



ティータ