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[anime] 十二人の女教師 後編
(2008.07.13)ストーリーを消化するだけで精一杯。エロに関する拘りが感じられず
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<スタッフ>
ブランド:バニラ
原作:アセンブラージュ
監督・演出・絵コンテ:米田光宏
キャラクターデザイン・作画監督:米田光宏・緑原真言
脚本:高田五郎太、米田光宏
色彩設計:黒 猫
美術監督:せいほう堂
アニメーションプロデューサー:須永達郎
アニメーション制作:Y.O.U.C
<あらすじ>
牝犬どもを食い放題!12人の女教師を性処理道具に仕立てるのだ!!
真が古淵小百合とトイレの中で…。
小百合「やだやだやだ…、トイレの床なんて…」
真「まだ、僕に隷属するって事の意味が分かってない様だね。僕が便所になれって言ったら、小便を飲み干すのが奴隷の役目なんですよ?」
小百合「おしっこ…、御堂君のおしっこ…、いやぁ!」
真「そうですか。そんなに喜んでもらえるなら…」
一方、圭が真理に乳首ピアスをしようとするが、真理は必死で抵抗する。
真理「やだ、やめて…、そんなの聞いてないよ!」
圭「御主人様が奴隷の都合なんか聞くわけないじゃんよ。三沙子しっかり押さえてろよ~」
三沙子「は、はい、御主人様」
圭「お~し、良い返事。後でたっぷり可愛がってやっからね」
※ここはいつも公式ページのあらすじからコピペしているのですが、
今回のアニメに上記のようなシーンはありません……。(屑男・注)
<感想>
学園理事長の息子二人が女教師たちを何人調教できるか競い合うアニメの後編です。
……ちょっと厳しい出来でした。
そもそも前後編のアニメで12人ものの女性を調教するという設定自体無理がありました。
しかも12人のうちの誰かに絞って演出するとかそういう工夫もなく、
登場キャラクターの持っているエピソードやシーンをほぼ並列に描こうとするもんだから、
個々のエロが消化不良で、とにかく中途半端。
その肝心のエロシーンもあまり出来は良くありません。
作画自体は前編同様デザインにクセはあるもののそれなりに安定していたのですが、
予算を節約しようとしているのか、スタッフの負担を軽くしようとしているのか、
動画がとにかく地味で、上下・前後に体全体が動くだけのリピートばかり。
ピストンでの手足の反動とか、小気味良い乳揺れなどは期待するだけ損。
服脱がしも体位変えも、動画を端折ってのカット変わりで処理されガッカリ。
いざ挿入するというシーンも、基本的に膣内内部カットから始めるため
挿入時の身体の痙攣反応や変化する表情など殆どなし。
前編で一押しだったボーイッシュ体育教師(←左絵)の調教も、
タンクトップに覆われた胸のボリューム感がそれなりに良かっただけで
妹とのレズやら処女膜破りやら二穴攻めやら色々やった割には
なんかイマイチ盛り上がらないまま淡白に終わっちゃうし、
なんだかなーな感じ。
そもそも調教アニメのはずなのに、
ちょっとした脅しや悪巧み、或いは身体が敏感になる薬を盛られた程度で
獲物の女教師たちが抵抗を止め、挿入されて即陥落するという展開に辟易しました。
調教もの(というかエロ全般)の基本は、
堕ちていく(快楽に浸っていく)「過程」にあるという
基本中の基本が全くなって解っていないなぁ、と。
(まぁ一応、男たちを手玉に取る女教師も登場はしているのですが、
主従が入れ替わる演出がぞんざい過ぎて、どんでん返しの効果が全くない……)
もっと基本的なことを言えば、
普通アダルト作品を製作するのに、その調教ターゲットを「女教師」とする意図としては
1.生徒を指導・教育するという職業柄、気丈な女性が多く堕としづらいイメージ。
ゆえに堕とし甲斐があり、調教過程が魅力的に描ける。
2.授業中の教師の顔と調教終了後の奴隷の顔とをダブらせやすく
そのギャップを描きやすい。
この2点が挙げられると思うのですが、
この作品に関してはどちらも殆ど描写されていないので
ターゲットが女教師である必然性が一体どこにあったのか、全く分かりません。
この程度の演出・ストーリー展開なら別に女教師でなくても
会社勤めのOLでも女学生でも何でもよかったのでは?
(ただ、最近この手の女教師のセオリーを無視した作品があまりにも多いので、
自分の女教師調教に期待するイメージは世間一般のとはズレているのかもと
不安になることがありますが……)
エロに対する何らかの拘りとか主張とか愛情とかが全くなく、
とにかく仕事を請けた以上最後までやり通すという義務感だけで
アニメに必要な最低限のコンテを切って、漠然とエロアニメを作ってみました
という感じの作品。
とはいえ、動画枚数をかけずにシーンを魅せる演出はなかなか達者で、
(登場人物たちの掛け合いシーンでの同ポジの繰り返しや構図の撮り方が上手い)
だからこそ、もう少し本気を出せばそれなりのものが作れるぐらいの力量を感じただけに
エロアニメ舐めてるなぁ……というかなり残念な印象を持ちました。
微妙に笑えるシーンはあったんですけどね……。
意味のない極端な膣内パースとか、妙に赤すぎるチンチンとか。
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