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[anime] 少女セクト 1時限目 Innocent Lovers
(2008.07.27)「抜き」目的としての評価はかなり厳しいものの……
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<スタッフ>
ブランド:Milky
原作:玄鉄絢(コアマガジン発行)
プロデューサー:村上幸太郎
監督:碧岐龍成
キャラクターデザイン・総作画監督:聖月
アニメーション制作:アマルコルド
製作・発売:少女セクト製作委員会
販売:株式会社GPミュージアムソフト
<あらすじ>
『コミックメガストア』にて連載され話題となった百合作品「少女セクト」が待望のアニメ化!
男子禁制の女性の園で繰り広げられる華麗で艶やかな秘密の戯れ事…
女の子同士の恋愛!? カップルの成立への障害も少ない環境の中で少女達の…
明るく風紀委員の内藤桃子、来る娘拒まずのプレイガール藩田思信。
「終わらない鬼ごっこ。早く捕まえてほしい。だって私は、目の前にいるんだから」
恋?友情?嫉妬?、女の子同士だけに解る純粋な関係。
幾重にも交差する女×女の恋の行方は…?
<感想>
玄鉄絢さん原作エロコミックのアニメ化。
とある全寮制の女子校で繰り広げられる女性同士の甘酸っぱい恋模様を
クラシック音楽をバックに静謐に格調高く、かつ可愛く描きあげた、
最近のエロアニメとしては珍しい、雰囲気を持った作品です。
キャラクターデザインは原作の繊細な雰囲気を持たせつつアニメ的に整理した感じ。
年齢よりは若干幼い感じのロリ体型。頬のお肉がぷっくり膨れた感じがとてもプリティー。
出すぎても引っ込みすぎても雰囲気ががらりと変わってしまう
なかなか難しいデザインの様に感じましたが、
かなり安定した作画を保っていたような気がします
(振り向きなど若干怪しい面はありましたが)。
エロに関しては正直、非常にコメントが難しい出来です。
と言うのも、あくまでもエロシーン自体は添え物として扱われている為。
この作品では、多感な少女たちが同性に恋してしまった自分の感情に戸惑ったり
受け入れたり、相手に傷つけられたりといった淡く切ない恋の一ページを
如何に美しく切り取るかという事にスタッフの心血が注がれているので、
別にエロシーンがなくても成立するんじゃないのか位の構成になっています。
実際、斜めや俯瞰・あおりを極力避け、正対を基本とした構図や
抑え気味の色使い、表情の乏しい登場人物の微妙な感情表現など、
作品全編を通してかなり丁寧に表現されていて
TVアニメとして流しても充分通用する出来映えでした。
エロがなくても成立できる構成とはいえ、
決してエロシーンがないがしろにされているわけではなく
かなり美しく繊細に演出されていて、充分見ごたえあり。
そのしっとりと落ち着いた美しいエロシーンは、なんとなく
音無竜之介さんが作監をやっていた昔懐かしい作品群を思い出させます。
しかしエロシーンの尺自体は短めであり、かつ、やっている行為内容は、
指やローターの挿入、69、乳首あわせ、甘噛み、舌を絡ませたキスなど基本的にソフト系。
いくら丁寧に描かれているとはいえ、
これでは今の時代抜き対象としてはちょっと厳しい感じなのですが、
製作サイドの「これは抜き対象として描いているわけではない!」という主張が
視聴者にビンビンに伝わってくる作りなので、
とりあえずそういうもんだと納得するしかありません。
少女たちのレズ行為で「抜く」事を目的として見るとかなり厳しいものの、
少女たちが織り成す淡い恋模様を「愛でる」事を目的とするならかなり満足できる、
そんな作品でした。
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